IKEA HACKとIKEAミュージアムに行った話

イケアのステップスツール(まあ、平たく言うと踏み台)Bekväm(ベクヴェーム)に色を塗り、市販の壁紙を貼ってリフォームしました。奥のステップに使った壁紙は日本製(ずいぶん前に買ったのでどこのか忘れました)、手前も日本のサンゲツ製ですがデザインはフィンランドのフィンレイソンです。

こうやってイケアの市販品に手を加えることをIKEA HACK(イケアハック)と呼びます。イケアハックはイケアの公式サイトにも様々なアイデアが紹介されていて、色を塗るどころでないDIYぶりに感心するやら驚くやら。ご興味のある方は下記リンク先からご覧ください。
Livet Hemma

イケアハックの製品はイケアミュージアムにも展示されていたと思ったのですが、写真が見つかりませんでした…。

そう。私、イケア発祥の地エルムフルトのイケアミュージアムに行ったことがあるんです。

スウェーデンを横断したときに立ち寄ったことがあります。なんとなく書きそびれてそのまま何年も経ってしまった。ミュージアムの前のランダバウト(環状交差点)にあるのは世界各国の標識を集めたオブジェ。日本の標識もありますね。

スウェーデンではランダバウトにこうしてオブジェ作品を飾っていることが良くあります。まあ、スウェーデンだけじゃないけれど。いずれにせよ、ランダバウトで野良馬が草を食んでいたアイルランドとえらい違いだ。アイルランドは馬が安いので子供のペットとして買って世話しきれなくて捨てられて野良になっているのが社会問題になっていました。15年ほど前の話なので、今は知らんけど。

閑話休題

イケアミュージアムに入って真っ先に目を奪われるのが、このスウェーデンの民族衣装…

を、イケアのバッグで作ったもの。

結構前にネットで話題になったので知っていましたが、実物はあまりに良く出来ていて感動のレベル。

館内にはイケアの歴史を振り返る過去の作品展示。

名作の紹介。

それだけでなく、イケアが影響を受けている伝統的なスウェーデンの家具の展示もあります。

これは伝統家具にヒントを得て作った現代のイケアの製品かな。

スウェーデン人の心の故郷とも言われるスウェーデンの暮らしを描いた画家カール・ラーションの妻であり、カールの陰に隠れがちながら優れた手工芸を生み出したカーリンについてと、彼女の作品にヒントを得た製品の紹介。

イケアの創業者イングヴァル・カンプラードの出発点となったマッチ箱の展示。カンプラードは子供の時にマッチ箱を安く仕入れる方法を見つけ、販売して多くの利益を得ることから商売に目覚め、17歳でIKEAの元になる事業を始めました。

スウェーデンの貧しい暮らしから生まれたトラースマッタ。この古い布を再利用したマットは、今ではスウェーデンのインテリアの定番となり、豊かになった現在も広く家庭で使われています。

現代に向かって展示が進むと、北欧デザイン好きなら一度は耳にしたことのある伝説の展示会「H55」のガイドブックが!

「H55」で発表されたスティグ・リンドベリの画期的な食器、スピサリブとテルマはじめ、リンドベリ作品の展示もありました。

イケアミュージアムでイケアの製品があるだけかと思っていたら、スウェーデンのインテリアデザイン史を辿る見ごたえのある内容でした。

そして、お楽しみはミュージアムショップ。お土産を買おうと店員さんに「ミュージアムオリジナルはどれですか?」と尋ねると「全部そうですよ」と。

友達にはデザインが素敵なノートブックやエコバッグなどを購入。自分用にはこのTシャツ。イケアの定番商品じょうろPS2002です。

一緒にミニPS2002も買いました。

最後はレストランで食事。イケアミュージアムのレストランは美味しいよ、とスウェーデン人の知り合いに言われていたのですが、イケアレストランはどこも(日本だけでなくスウェーデンもフィンランドも)味がイマイチなので期待もせずに注文。日替わりメニューのサーモンボールとポテトのサラダ風だったかな?

ところが、これ、本当に美味しかったです。イケアのサーモンボールを通常のイケアで食べたことあるのですが、そんなに美味しくなかった。同じ素材でも調理次第でこんなに美味しくなるのですね~。通常のイケアの店舗でも食べられればいいと思うのですが、コストや手間の問題で出来ないのかな。

イケアミュージアム、なかなか行きづらい場所です。それに、はっきり言ってイケア以外には特に何もありません。特に何もないのは、スモーランド地方は土壌が豊かでなく、昔は貧しい暮らしだったからなのが理由かも。(スモーランド出身の知人いわく、なのでビンテージ探しには向かないよ、と。)

本当にここに行くだけに時間を使える方にお勧めします。とはいえ、私が滞在している間にリムジンバスが止まって英語を話す観光客が下りてきました。もしかしたらツアーとかあるのかも?参考のため、ホームページのリンクと動画を貼っておきます。
IKEA museum

動画の雰囲気が記憶と違うなと思ったら、タイトルによると2019年に新装開館したみたいですね。

スモーランド地方は貧しかったので、スモーランド人は質素で勤勉なのだとか。なるほど、カンプラードもそういうイメージ。

猫営業部長を乗せてみた。
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