スウェーデン大使館にて『生誕100周年記念イングリッド・バーグマン展』開催

報告が遅くなってしまいましたが、9月8日にスウェーデン大使館で開催されているイングリッド・バーグマン展のイベントにご招待いただきました。
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スウェーデン大使館のホールでは、9月20日までバーグマンの生誕100周年を記念した写真展”THE SAGA OF INGRID BERGMAN”が開催されています(9:00-12:30, 13:30-17:30 土日祝日休み)。
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この展覧会は、昨年スウェーデンを皮切りに中国、アメリカ、リトアニア、エストニアを経て最終国である日本に8月上陸。Bunkamura Gallery にて9月5日まで開催されたものです。
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写真だけでなく、モニターでは女優として活躍していた日々の映像を観る事ができます。また映画パンフレットも展示されていました。中央にあるのは日本で上映された時のものですね!
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8日は招待客向けに映画『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』の特別上映がありました。
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上映前に、写真展を制作したアンマリ・カーストゥルップ氏による「バーグマンは観客の求めるものでなく、自分の道を進んだ」との挨拶。
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スティーグ・ビョークマン監督による、映画を作るきっかけなどの裏話を伺いました。
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女優という世間の注目を浴びる立場でありながら、自分の心のままにアンモラルと非難される事でも堂々と行う大胆さと心の強さ。そして、子供たちを含め身近な人たちに惜しみなく注ぐ愛情の深さ。この内面がバーグマンに単に美人女優ではない深みと魅力を生み出しています。

彼女の事を知っている人はプライベートの姿に興味が湧くでしょうし、知らない人も一つの人生のありようとして共感できるのではないでしょうか。
スウェーデン大使館での展示について詳細は下記リンク先からご覧ください。
『生誕100周年記念イングリッド・バーグマン展 THE SAGA OF INGRID BERGMAN』
バーグマンの映画は全国上映されています。お住まいの地域の上映スケジュールや映画については下記公式ホームページへどうぞ。
『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』
また、この日は映画上映後大使公邸にてシンポジウムとパネルディスカッションがありました。
前半はジャーナリスト、作家、評論家であるウルヌカ・クヌートン氏によるシンポジウム『イングリッド・バーグマンはフェミニストの象徴的存在?』。
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後半はクヌートン氏に加え、浜田敬子氏(朝日新聞社)、松井久子氏(映画監督)、成澤廣修(文京区区長)、田淵六郎氏(上智大学教授)によるパネルディスカッション『日本・スウェーデンにおける男女役割について』。
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シンポジウムとパネルディスカッションについてはいろいろと思うところがあり、とても勉強になったのですが、一言では書ききれないので感想はまた日を改めて。
最後は、レセプションです。大使公邸のシェフが腕を振るった美しい食事とテーブルセッティング。
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サーモンの器にサーモン。
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どれも美味しかったです。
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イングリッド・バーグマンの映画は来週の9月17日から23日まで開催されている「スウェーデン映画祭」で『ムンクブローの伯爵』『間奏曲』『秋のソナタ』が上映される予定です。上映時間などの詳しい情報は下記リンク先の映画祭サイトにてご確認ください。
スウェーデン映画祭2016
ミタ

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