愛されたお花たち


おはようございます。
なんだか、雨が上がったら急に暑くなった東京です。
気温が上がると、そろそろガラスの登場です。それと、我が家で登場するのが、シリアルとヨーグルトの朝食。暑くなると、朝食も冷たくてさっぱりしたものが欲しくなるのです。
最近では毎朝、シリアルとヨーグルトと蜂蜜を混ぜたものをGrapponiaのボウルでガシガシ食べています。
実はこの組み合わせ、初めて食べたのは北欧の宿の朝食。他の人がシリアルにヨーグルトをかけているところを真似したところ、とても美味しくてはまってしまいました。泊まった北欧の宿ではどこでも、ヨーグルトがたっぷりとジャグや、大きなパックのままで用意されていたのです。
今回、写真で使ったのは、フィンランド、ヌータヤルヴィのフローラです。これは小さめの、シュガーボウルサイズ。ロゴシールから1960年代のものではないでしょうか。
このFloraシリーズは1966年から1991年まで色やアイテムを追加しながら、クリアー、ダークグレー、ダークブルー、バイオレット、ライトブルー、グリーンの6色(特にグリーンは珍しい)、アイテムは恐らく20種類以上は製造されたようです。
資料を見ると、面白く、(フィンランド語の資料を英語に訳しながら読んでいるので、今ひとつ分からないところもあるのですが)1969年にはビアグラスも製造されています。これ以外にグラスだけでも、ウォーターグラス、ジュースグラス(ウォータグラスとの違いは何でしょう?)、ワイングラス、カクテルグラス、シェリーグラス、ショットグラス、ドリンキンググラス(なんだこりゃ?)と年々増えて、8種類もあります。
これを見るだけでも、どんなにフローラシリーズが愛されていたか分かりますね。フィンランドだけでなく、他の国でも人気があったらしく、アメリカ製のコピー品、なんて物に出会うことも。
だから、気をつけてね、とアンティークショップの方に教えてもらいました。
「私もうっかり買い付けちゃったの・・・」(←え?)
「これなんだけど、欲しい?」(←え?え?)
危ない危ない・・・。
こんなに愛されていたシリーズですが、モールドに吹きガラス、という製造方法がコスト的に合わなくなってきたのでしょうか、最近のIittala製品ではこのような表情のある製品は作られていず、残念ですが、今はビンテージでしか手に入りません。
今回も少し買い付けてきました。相変わらず、アップはいつになるか分かりませんが、正真正銘のNuutajarvi製ですから、ご心配なく。お楽しみに。
ミタ
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そうだ、来週のアップは「花」をテーマにやろうかな。

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