あたたかな色彩


おはようございます。一日ごとに寒くなってきましたね。
そろそろ毛布の季節です。フクヤにも北欧から手編みのブランケットが続々と入荷してまいります。
人気のあるのは、かぎばり編みのモチーフつなぎのものなのですが、写真のようなパネルタイプもお勧めですよ。
パッチワークのようなイメージもあり、色の組み合わせを楽しみたいなら、こちらのほうがいいかも知れません。
それにしても、いつも驚かされるのはその色の組み合わせの大胆さです。同系色や同じトーンの組み合わせなら簡単に思いつきそうなものですが、鮮やかな色に渋い色を持ってきたり、全く反対の色同士を組み合わせているのに、全体としてバラバラにならず、ひとつの世界を作り上げていることに感心します。
しかも、それが手元にある余り毛糸を使って、特にデザインや絵の勉強をしたことも無い素人の方が、自分のアイデアで作っていることを知ると更に驚かされます。色彩やデザインに対する歴史が長く、すっかりと体にしみこんでいるのでしょうね。恐れ入ります。
またヨーロッパ、特に北欧は冬が暗く長く家にいることが多いと言います。せめて身の回りだけでもこのような明るい色を置きたいという気持ちが色彩に対する感覚を鋭くしているのかもしれませんね。
ヨーロッパほどではありませんが、これから日本も夜が早くなってきます。私は個人的には明るい照明が苦手で、自宅は間接照明ばかりなのですが、ほんのり照らす黄色い光の中では案外とこんな明るい色のほうが、美しく見えるので好んでこのような色をインテリアに取り入れています。
やや暗めの照明でソファーに座ってブランケットをかぶり、ミルクティーを飲む。冬はこれが寝る前の定番スタイルです。心も温かくしてくれるような色合いのブランケット。今年はご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ミタ

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