塩&砂糖少々問題あり

実家には物心ついた時から同じ大きさの青と緑のガラスキャニスターがキッチンに鎮座していて、それぞれ塩入れ、砂糖入れとして使っています。これが、どちらがどちらか分かりづらく、何十年も使っている母ですら間違えることも。原因は塩が緑、砂糖が青になっていること。色のイメージでついつい緑が砂糖と思ってしまうのですよね。かと言って今更入れ替えると益々間違える可能性が…。
一層の事新しくしてしまえばいいのでしょう、以前から、母に「ちょうどいい大きさの、塩壺と砂糖壺を探してくれない?」と言われていたのですが、ちょっと無理かもなあと思っていました。
と、言うのも欧米では料理に砂糖を使うことがほとんど無いので(無いことも無いですが)砂糖壺というと、お茶やコーヒーの時のシュガーポットを除いて、見たことがないのです。
逆に塩壺は塩味の濃い北欧では、バリエーションも多く、フィンランドのアラビアやスウェーデンのロールストランドはもちろん、それ以外の様々なメーカーが作っていて、おそろいの塩用スプーンも有るくらいなのですが。
salt&sugar.jpg
ちなみに現在フクヤでは、ノルウェーFiggjoのFolklore塩入れが入荷しています。
塩入れはあるんだけどなあ、と思い、ふと目を横に転じると同じくFiggjo Folkloreのニシン入れが目に入りました。
これがニシン入れであることは、壺に書かれた”Sild(ニシン)”という文字で一目瞭然・・・。
ちょっと待って、私はノルウェー語は分からないよね?Sildと書いてありますが、はて何のことかしら?全然意味が分りません。全然っ、まーったく、分りません。塩入れの横に置いてみると、あらまあ不思議!これ、砂糖入れじゃないのかしら?Sildってもしかして砂糖って意味なんじゃないの?(自己暗示)
さて、このFolklore(フォークロア)は、”民族”という意味で、ノルウェーの様々な伝統的な衣装に身を包んだ男女が飲み食いしている様子を描いたシリーズです。
この容器以外にも、チーズボードもあり、キッチンを華やかに彩ります。派手に見えるのですが、メインとなっている色はモスグリーンとエンジ色と、意外とシックな色調ですのでインテリアの中で浮くこともありません。
キッチンを華やかに彩ってくれますよ。
ミタ

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