ベリーベリー

こんにちは、農耕馬です。
途中で目にした黄色い建物の風情が良かったので写真に撮りました。個人宅なのかアパートなのかわかりませんが、煙突があるということは暖炉があるのですね。
いいですよね、暖炉、文字通り暖かいことでしょう。フィンランドは相変わらず天気が悪くて気温が上がりません。それでも、室内が暖かいので、厚着をしていると大汗をかくことになります。良く服装について質問されれるのですが、おすすめは薄手のインナーに、厚手の外套を着て、1枚脱ぐと調整できる格好です。
それにしても、昨日はコートを脱いだら半袖のおばあさんがいて驚きました。きっと彼女は、車での移動ですね。とはいえ、お店の従業員なら半袖も目するので驚くことでもないかと独りごちたりして。
さて、訪れた馴染みのお店でもお母さんが半袖姿に大きなボウルで生クリームを泡立てながら出迎えてくれました。その生クリームはというと・・・

じゃーん！

ベリーをたっぷりと散りばめられ登場。
このお店に足を運ぶのは何回目なのか、よく覚えていませんが、最初はコーヒーだけ、次はそれに手作りケーキが加わり、その次にはサンドイッチが足され、前回はそれにケーキがもう1品参加していました。

今回はスパイスケーキとりんごケーキ（オメナピーラッカ）のケーキ2品、オープンサンドに、ベリーのケーキ！

ちなみにベリーは夏にサマーハウスの近くでお母さん自ら摘んだものとか。
冷たいホイップクリームの下には薄いパウンド生地があり、スプーンですくって全部一緒に口に運びます。クリームはなめらかで、酸味の強い野生のベリーと調和します。砂糖の加わっていないクリームは案外さっぱりとしていて食べやすい。何匙でもいける感じです。
心がこもった数々はどれも美味しいのですが、ただ品数が増えてもメンバーが増えないので、食べきれないのが心苦しいところ。

それならホテルで食べなさい、とお土産のベリーまで持たせてくれました。

食べましたよー。

朝は食堂に持ち込んでヨーグルトと、夜は梱包の休憩にそのままスプーンでガシガシと口に。空気が乾燥しているためか、実際に感じるよりも体が乾いていたようで、スプーンが止まりません。結構な量があったのですが、3日ほどで完食しました。

夏の日照時間が長い北欧のベリーはたっぷりと太陽の光を吸収し、栄養満点とか。きっと出発前よりずっと目が良くなっていると、舌がチャウチャウ色になってるのを鏡で見つつ、確信しています（本当か？）

ミタ

お父さんが「大学の先生が研究して、ベリーは目にいいと分かったんだ」と神妙に教えてくれたので、それ、日本人なら小学生から老人までの常識、とは言えませんでした。でも、昔は人参が目にいいって言いましたよね？