いよいよ買い付けスタート!

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こんにちは、11月2日にフィンランドに到着し、第12回目(かな?)の買い付けがスタートしました。
11月になるとすっかり冬の景色のフィンランド。雪はないものの、到着した日から小雨交じりの天気で、気温が上がらず、昨日の昼間に温度計を見ると、3度でした。写真は近くを通ったので6年ぶりくらいに訪れたアンティークショップ。いつの間にか閉まっていて、美しく苔むした階段が物悲しい。

買い付け初日の土曜日は時差ボケで朝の4時に目が覚め、少し時間を持て余したので、久しぶりに朝9時から開いているヘルシンキ市内の屋内蚤の市「Valtteri(ヴァルッテリ)」へ行きました。Varltteriはヘルシンキにある大型の屋内蚤の市として有名ですので、観光で訪れた方も多いかもしれません。
ただ、タイミングによってはプロばかりで価格が市内アンティークショップとあまり変わらなかったり、出品者が少なくて収穫がなかったりと、不確定要素の多さが、買い付け向きとは言えず、ここ2、3年は足を運んでいませんでした。
今回は幸運なことに珍しいものも含め、お値打ち価格で10点程見つかりましたが、それでも1時間を過ごした割には数も少なく、仕事として考えると、やはり非効率。

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とはいえ、あるブースでは包もうとして初めてアラビア製品と気がついた店主が、いきなり価格を最初の言い値の倍にしたり(改めて交渉して中程で手を打ちました)、別のブースでは手にしていた飾り皿を後ろからガタイのいいおじいさんが英語混じりのフィンランド語で「これはライヤ・ウオシッキネンだ。いくらだ。それはいい買い物だ」と一著噛みしてきたり(横取りされるかとドキドキ)、ニコニコと対応してくれるおじいさんと苦虫を噛み潰したようなおばあさんのコンビのブースでドギマギしながらカステヘルミの2段プレートを値切ったりと、蚤の市ならではのやり取りを、久しぶりに楽しみました。

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さて、土曜日のそもそもの目的地は、ヘルシンキで年に2回行われる大きなアンティークフェアーでした。毎年春と秋に開催されるのですが、入場料が15ユーロかかるし、日本人バイヤーばかりで価格もお高め、との噂を耳にしたのであえて行く事はありませんでした。
ただ今回は期せずして開催日が滞在と重なる上、毎回立ち寄るアンティークショップが出店のため実店舗を閉店しているので、食わず嫌いもよろしくないので、初日に行ってきました。

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港の大きな会場のガラスのゲートをくぐると、そこは壮観なアンティークショップの大会場。今回は110店舗が軒を並べ、日本の雑誌でも頻繁に紹介されるような有名ショップもブースを出しています。

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販売されているのはカジュアルな日常のアイテムから、普段はお目にかかれないような希少品まで。
仕事柄60年代、70年代のビンテージがどうしても目に付くのですが、もちろん、いわゆる「アンティーク」と呼ばれる100年を超える品もあります。
印象的なのは、ビルゲル・カイピアイネンのアートピースが、これでもか、と並んでいて、あるところには有るのねえ、とたっぷりと目の保養をさせていただいたこと。

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今回の感想としては、噂半分という感じ。価格もショップによっては、市場価格だったり、やや高めだったり、すごく高めだったりとまちまち。いわゆるお値打ち品がないのは本当ですが、アート作品をお探しならお勧めです。日本人は想像よりも少なく、ほとんどはバイヤーさんというより、現地在住の方が楽しみで訪れている風でした(たまたま近くにいた方とお話もしました)。
もちろん、毎回同じ状況ではなく、噂通りの時もあるのかも知れませんね。何事もたった1回の経験では判断ができませんから。
広い会場内の全部を見て、最終的には値段の交渉が効いたヘルシンキ市内に実店舗があるというお店のブースで少しだけ珍しいものを購入し、あとは約束をしていた馴染みのショップのブースで数十点選び、日本に送ってもらうよう頼んで別れました。
入場料を払えば誰でも入れるので観光ついでに立ち寄るのも面白いかも知れません。次は3月ですので、タイミングが合えば美術館を訪れる感覚で足を運んでみてはいかがでしょうか。
こうやって1日目の大きな仕事を終えると、お昼ご飯を食べ損ねたまま既に3時を回っていました。時間も中途半端だし、スーパーで簡単な惣菜を買ってホテルで食べるか、と思ったら、どこも営業していないではないですか。そういえば朝も開いていませんでしたが、土曜日だし、朝早いからかな、と思い込んでいました。
開いていた小さなキオスクで聞くと、11月の第1土曜日は霊を祀る「pyhäin päivä (万聖節)」の日で100㎡以上の店舗はお休みと決まっているそう。いやー、驚きましたね。何も土曜日を休みにしなくても、と思うのは日本人的発想でしょうか。

さて、昨日は昨日で別の馴染みのお店で色々と見つけてきました。また、それについてはそのうち。

ミタ

もうちょっと頻繁に更新をしたいのですが、農耕馬のように働いているので新しい話がなくて・・・。

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