If I were a lady,

スウェーデン特集第3弾。今日ご紹介するのはGustavsbergのEmmaです。
1971年発表。Emmaとは女性に良くある名前ですね。

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点描とラインで描かれた花の絵が、いかにも70年代らしいデザインです。どこか懐かしいのは、子供の頃に見た母の服のようだからでしょうか。
なまめかしく有機的なデザインは女性的ではかなげ。今にも端からふー、と消えてしまいそうです。
70年代Gustavsbergは、他国からの安価な陶器の流入で終焉の危機を迎えていました。経営陣だけでなく、デザイナーもまた存続の為に戦っていたといいます。結局、Gustavebergは一部を除いてテーブルウェアーの生産を終了、現在は主に衛生陶器を生産しています。
Emmaのはかなげな様子はそういった時代背景にあるのかも知れません。
それでも、物のすばらしいところは、例えメーカーや作者がなくなってもそれを使う人がいる限り生き続けるというところです。
セピア色に変色したポートレートの中の淑女のような、Emma。小さな思い出を大切にするように使ってください。
Gustavsberg Emmaはこちらから。
ミタ

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