スウェーデン特集第2弾は、以前入荷情報で少し触れたGustavsbergのConsulモーニングカップです。
前回の繰り返しになりますが、フォルムは作者のスティグ・リンドベリ自身が「生涯のヒット作」と呼んだ “Birka” に絵付を施したもの(Birkaのカップは無地)で、1977年の作です。
ゆったりと円を描くおおらかなフォルムに、柔らかなグレーで端正な月桂冠が描かれ、品の良い仕上がりになっています。
容量はかなり多く、マグカップ並み。ユニークな丸い持ち手は意外と持ちやすく、直径が大きいので男性でもしっかりと持つことができる実力派。
ヒット作というものは、意外とこういったなんでも無い作品の中に隠れているのですね。
人にたとえるなら、地味に見えて実はやり手のビジネスマン、といったところでしょうか。
仕事の合間の休憩に、いつものマグカップをこんなカップに持ち替えてみてはいかがですか?同じ時間もゆったりと流れて、新しいアイデアが生まれるかもしれません。
あいつ意外とやるな、と思われる日も近いかも。
Consulモーニングカップはこちらからどうぞ。
ミタ