アラビア工場を描いた珍しい飾り皿とか

夜の9時ごろに仕事をしながら、ふと外を見ると美しい日没が見えました。4月の初め、ヘルシンキ周辺の日没は8時半くらいです。高い山が無いので見晴らしがいい。
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買い付けたものの梱包はもちろんですが、商品と価格のリスト作りも毎日の仕事です。定価やカタログがある物ではないうえ、各商品が1点から数点の入荷なので、メモを見ながら記憶が新しいうちに記録を付けないと後で思い出せない事も。自分用でもありますが、通関用でもあります。
そして、宿猫のスムちゃんはここでもお手伝いしてくれます。
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翌朝の朝食はスーパーで買ったカルヤランピーラッカ。フィンランドに来ると食べたくなる味です。
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この日と翌日、2日間数ヶ所グルグル周ってこんな感じに集めました。手前の黄色い花柄、スンヌンタイのボウルは目立つ欠けが2ヶ所あり特価。自宅用に買い求めました。こうして我が家の食器は欠けヒビ難有りが増えてきています。
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珍しいなあと思わず手に取ってしまったのが、このアラビア工場を描いた飾り皿。
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裏には、フィンランド語、スウェーデン語、英語、ドイツ語の他に、日本語で「工場ご見学」と書かれています。工場見学の記念プレートですが、日本語が珍しい。デザイナーは、ムーミンマグを担当している、トーベ・スロッテ。年代は分かりませんが、80年代、あるいは90年代か?
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そういえば、今回はヘルシンキ周辺で時間が余ったから、アラビア工場跡に行ったのであった。今も変わらぬ外観。中身は随分と変わりましたが(工場は閉鎖されましたしね)。
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更に珍しいと言えば、このカステヘルミの浅いボウル。資料で見たことはあっても、実物は初めてです。底の粒が大きく先がフラットにカットされているところ、色がオリーブであるところと、初期のカステヘルミの特徴を持っているので、60年代の製品でしょう。
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今夜もスムちゃんは本宅へと帰ってくれる様子がありません。仕方がないので、外へ出しました。寒いから可哀想だけど、ここにはトイレもご飯もないからね。
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フィンランド滞在はこれで5日目。残り2日です。
続く。
ミタ

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