掲載誌のお知らせとポモナジャムジャーについて



2014年3月4日発売の「北欧雑貨と暮らす」で当店の商品を紹介していただきました。


「北欧雑貨と暮らす」はこれで4冊目になります。フクヤの商品掲載は創刊号と第3号に続いて3回目ですね。今回はフィンランドのアラビア特集ということで、アラビアの製品を貸し出しました。
面白かったのは、個人的に愛用しているアラビアを『私の「とっておき」アラビアを紹介します』特集で購入エピソードや好きな理由と一緒に取り上げたい、とのご要望でした。

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アラビアの製品は新旧取り混ぜて結構使っているので、どれにしようかな、と迷いながらキッチンに向かって、真っ先に目に入ったのがこのPomona(ポモナ)ジャーです。
我が家のキッチンには小さな棚が付いていて、調味料などを並べています。ポモナのジャーはブルーベリー柄を料理用砂糖入れに、イチゴ柄を粉末だしの小袋入れに使っています。
特に砂糖に使っているジャーは広がった口の所に指がかかるので、調理しながら高い場所から上げ下ろしするとき、濡れた手でも滑らず実用的(フタなしです)。このジャーには小さなサイズもありますが、それも口の所が少し外に出ていて指が簡単にかかるようになっています。
それこそ毎日のように無意識に使っていますが、今回の記事をきっかけに、成程こんなところに使い勝手を考えてあるのか、と気が付きました。ポモナのジャムジャーは1965年から1973年と約10年に渡って作られていました。ロングセラーにはそれなりに理由があるのですね。

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広く家庭で使われたであろうジャーですが、70年代以降はもっと便利な容器に取って代わったのでしょう。実際スウェーデンの友人も手作りジャムには密封容器を使っていましたし。
現在はジャムに使わなくても様々な用途にお使いいただけます。写真は以前我が家で行った夏至祭の集まり。スウェーデン料理講師のハナトモさんは、ジャムジャーに様々なパテを詰めて持参してくれました。
この会では「ニシンの酢漬けを食べよう」が趣旨だったためポモナがきれいに写ったいい写真がないのが残念ですが、ご興味があれば下記リンク先からどうぞ。
北欧夏至祭ニシン酢漬けパーティー

アラビアのポモナは、フォルムデザインをウッラ・プロコペ、デコレートデザインをライヤ・ウオシッキネンという女性コンビで作られました。ジャー以外にもボウルやプレートなどが作られています。愛らしいポモナシリーズの数々は下記リンク先からどうぞご覧ください。
Arabia Pomona
それでは、良い週末を。

ミタ

夏至祭の食卓でニシン酢漬けの瓶を乗せているのはソーサーです。カップが割れてしまってソーサーだけになったものが有るとご来店のお客様に無料で差し上げています。ご来店特典かな?

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