ドイツから来た蓮のプレート

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おはようございます。年が明けて1週間がたち、お正月気分も抜けてきたのではないでしょうか。今日は七草粥の日ですが、それには関係なくレンコン、もとい、蓮のデザインのプレートです。

写真はドイツ、Rosenthal(ローゼンタール)でデンマークのデザイナーBjørn Wiinblad(ビヨン・ヴィンブラッド)がデザインしたLotusシリーズ。どちらもドイツではなく、スウェーデンで買い付けました。

このLotusシリーズの製造期間は1964年から1993年。ローゼンタールにおけるヴィンブラッドの代表作の一つで、1967年にドイツのインダストリアルデザイン協議会によるコンペティションで優れた製品に贈られる「IF賞」を受賞しています。

装飾の無い真っ白な製品に加え、長い生産期間ではその上にさまざまなデコレートが行われた製品も作られました。写真の様にロータスのレリーフを単色で彩色した他には、形をラインで縁取ったもの、レリーフ以外の部分に凝ったデザインを施したもの、中にはレリーフを全く無視して上から花柄を描いたものもあります。

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単色のシリーズにはこの水色と金の他に緑やピンクもあるようです。レリーフの重なった部分の色を濃くすることで透明感と清涼感があり、どの色も美しいのですが、今回入荷の水色には水面に咲く蓮にそぐわしく思え、金には蓮の原産地インドを連想するオリエンタル感があります。
凝った柄のものは、それはそれで良いのですが、このようにシンプルな彩色の方がそもそものデザインを強調しているように見え、私はむしろこちらの方が好きです。

水色のプレートは今月中にアップ予定で準備しています。金のボウルはさっき撮影のため入荷の山積み段ボール箱から発掘したものですが、できるだけ早めにアップしますね。

(山積みダンボール…。)

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