先月にブログに書いた通り、4月6日にシネマート心斎橋での『リトル・エッラ』上映クリスティアン・ロー監督舞台挨拶にてインタビューしました。まさかこんなご依頼があるとは思わず、4月7日は観客として観に行くつもりで空けていたので、依頼を受けてビックリ。そして、空けていて良かったと、胸をなでおろしました(実はセムラを作る会を丁度この週末に計画していたのです)。
当日は観客の皆さんが『リトル・エッラ』鑑賞中に現場入り。まるで私の心の声を反映するように頭の横に『人生って素晴らしい』とキャッチコピー。いや、むしろ「人生って何が有るか分からない」かも。
その前の取材が長引いているとのことで、控室でボケーとスマホを見ている私。このとき何を見ていたのかさっぱり覚えていませんが、仕事とは全然関係ない事だった気がする。
呼ばれて監督の控室に行くと、イラストレーターのナシエさんや、映画『アアルト』の宣伝担当だった白石さんがいらっしゃり、前の取材ってお二人だったのねー!と再会のご挨拶。
そして、監督との打ち合わせの通訳は、われらが青ちゃんこと、ノルウェー夢ネットの青木さん。
長年の友人で気心知れているので、ついついオフレコのつもりで軽口たたくとそれも訳されてしまうので、やばいやばいと口を慎みつつ、あらかじめ用意した質問事項の確認を配給&翻訳の高橋さん交えて行いました。質問時間は15分とのことなので、6問用意したうち4問を選んで頂いて三人で内容のすり合わせ。
舞台入り前に劇場が作ってくれたパネルに私の名前が。身が引き締まる。
パネルの前でロー監督が記念撮影。
せっかくなので出演者特権で監督と記念撮影。
そして三人で舞台へ。観客として映画を観るときには分からなかったのですが、舞台は想像よりも広く、監督と思っていたより席が離れていて、身の置き所に困ってしまいました。
仕事している青木さん。15年くらい?もっとかな?のお付き合いですが、プライベートでは見ることのない、私としてはレアなお姿。
私の質問に「うーん」と考えるロー監督。とても真面目な方で、舞台裏で既に質問の答えを用意して頂いていますが、毎回更により良い答えを考えて下さいます。
最後は登壇者特権で一緒に記念写真。
もちろん監督だけの写真も。
この後の『ロスバンド』特別上映も鑑賞しました。私にとってロスバンドは2回目。
全てを終えて、ロー監督、配給&翻訳の方たち、通訳の青木さん、取材に来ていたナシエさんと居酒屋で打ち上げ。リトル・エッラだけでなく、ロスバンドの裏話も色々と聞けて楽しかったです。ロスバンドがハリウッド的な終わり方でないのが良かったですね、と話したら……ああこれはネタバレになるのか、書けないな。
まあ、映画以外のところでは、一番盛り上がったのが監督の犬自慢だったということはお伝えしておきましょう。
ロー監督に会った人が皆さんお人柄を褒めるのですが、噂通り本当に良い方で、映画の雰囲気そのもの。観た人が誰でも優しい気持ちになるロー監督の最新作『リトル・エッラ』については、下記公式サイトからどうぞご確認ください。
ところで、ロー監督からお土産に監督の地元リレハンメルで作ったチーズスライサー(ノルウェーの発明)を頂きました。舞台挨拶の翌日、青木さんがうちに遊びに来たので、それでブラウンチーズをスライスし、ノルウェー風にワッフルで頂きました。ありがとうございます。
せっかく大阪に来たのだからとお好み焼きを強くお勧めしたら食べに行って下さったそうです。