鳥、鳥、小鳥

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おはようございます。今日からまた連休が始まりましたね。
初夏に入って、緑が瑞々しくなり、我が家の木にも小鳥が戻ってきました。
個人的に小鳥が好きなためか、それとも北欧の人も小鳥が好きなのか、小鳥柄のアイテムを取り扱うことがしばしばあります。そこで、今回の買付で集まった小鳥モチーフのなかでもカップ&ソーサーを集めました。
左からFinnish Flint Sirkku コーヒーカップ、Gustavsberg Turtur コーヒーカップ、Arabia Sinilintu モーニングカップです。
SirkkuはFinnish Flint製とありますが、フィンランドArabiaの製品です。このSirkkuも含めたElina、Tuulaの3種類はバックスタンプにArabiaの文字が入っていません。「窯が違うから」「輸出用だったから」と色々な説明を受けましたが、はっきりとは分かりませんでした。
→Finnish Flintシリーズ

シリーズの中で、TuulaとElinaはデコレートデザインがEsteri Tomulaと分かっているのですが、この小鳥のSirkkuは今ひとつはっきりしません。デザイナーは分かりませんが、太目の線で描かれた単純な形がとても愛らしいシリーズです。
中央はGustavsbergのTurtur。緑色の小鳥が美しいシリーズです。これは今年Gustavsbergs Porslinsfabrikで復刻されたようですね。Gustavsbergs Porslinsfabrikは”Gustavsberg”と社名に付いていますが、1827年創業の当店でも扱っているビンテージのメーカー、Gustavsberg(グスタフスベリ)とは別の企業です。
元グスタフスベリの従業員が興した新企業だそうで、主にStig Lindbergの復刻品を製造しています。復刻品のバックスタンプが”Gusta f sberg”と「f」になっているのは、そういった事情だからなのではないかと思います。オリジナルのGustavebergといえば今では主に衛生陶器(便器や洗面台など)のメーカーとして活躍しています。

そして、今回入荷のTurturは、1970年代のオリジナルのGustavsberg社製です。
一番右の大きなSinilintuモーニングカップはアラビアの人気デコレーター、Raija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン)の1966年の作品です。たっぷり入る容量と、緻密な青い鳥(Sinilintu)のイラストが大変な魅力のある作品です。
いずれも今月中にアップする予定です。

さて、これは私が個人的に持っている鳥柄のもの達です。
左からArabia製ビルゲル・カイピアイネンによるアートピース、Stavangerflint インゲル・ヴォーゲによる手彩色のプレート、そして右の2個は私物のArabia Sinilintuたち。

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残念ながら1個のSinilintuは持ち手が輸送の途中で割れてしまい、自宅用となりました。割れたかけらは捨ててしまったのですが、あとで調べると、たとえ細かく破片になっていても専門家に託せば修復できたかも知れないとか。
捨てなければ良かったと、かなり後悔しています。自宅用ですし、オリジナルにはこだわらないので、何か持ち手再生の方法が無いかと考え中。0から持ち手を新しく作ることって出来るのかしら?
まあ、大きなカップですので、いまは両手で抱えるようにして使っていますが。
買い付けた小鳥柄はまだまだあります。小鳥柄好きの皆さま、可愛らしい小鳥たちを楽しみにお待ちくださいね。

ところで、私は虫もわりと好きです。中でも蜘蛛に興味があるのですが、その手の話は怖がる人がいるのでやめておきますね・・・・・・(←かなり話したい)。

ミタ

洗面所にアシナガグモがいてね・・・・。

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鳥、鳥、小鳥」への3件のフィードバック

  1. ところで、かなり聞きたい。アシナガクモ、かなり大きくても捕まえたらアシを折り畳んで、コンパクトになるでしょ?機能美。なのに夫はあのザワザワした動きにあり得ないほど恐怖しますのでお風呂場などでで見つけると私が外に出してやります。(夫はタカアシガニも苦手です。同じ恐怖を感じるのですと。)

  2. >>k7さま
    細くて美しいですよね。蜘蛛は益虫なのに不当に嫌われているのが気になります。
    家にいる子には優しく接するようにしているのですが、最近は夫が猫のおもちゃにしようとするので困っています。

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