時期はずれですが・・・イースターの


おはようございます。
買付けに行ったのが、丁度イースターの直前と言うことで、イースター柄のクロスが沢山入荷しています。
来年のイースターまで保管しておこうかと思ったのですが、明るい色と柄は今の季節でも大丈夫かな?と思い、来週アップのつもりで、準備をすることにしました。
さて、日本ではあまり馴染みのないイースターですが、ヨーロッパでは大切な行事のひとつです。
イースターはイエス・キリストが死後3日目によみがえった、「復活」を祝う日です。ところが、これもなんだかややこしくて、古代の春のお祭りや、春分の後に行うユダヤ教の新年(過越)のお祭りが混ざって今に到っているらしいです。
なので、イースターのモチーフもその、古代のお祭りの象徴と、キリスト教の象徴の両方があるようです。

まず、一番知られているのは、英語で「イースターエッグ」と呼ばれる「卵」。

卵から雛がかえることから、イエスが墓から出て復活したことを象徴する、キリスト教的意味。そして、春になると草花が生命をよみがえらせる、春を祝う意味の両方があります。

次によく知られているのが、「うさぎ」。

子沢山のウサギは繁栄・生命の象徴。そして跳ね回る姿も命の喜びをあらわしているとか。主に英語圏ではウサギがイースターエッグを運んでくると言われているそうです。

そうして、「ひよこ」です。

これは飾り付けに本当によく登場しますし、イースターモチーフのクロスではダントツの人気者ですが、これは単に、卵→ひよこ、という連想のようで、言ってみればこじつけ?
でも、やっぱり見た目に可愛らしいし、絵になるし、黄色い色も春らしくて人気が有るのでしょうね。
同じように「にわとり」もモチーフとして使われます。

意外なところでは、「黄色いラッパ水仙」。

これも、色が卵とひよこと同じ色だから、という連想のようです。とはいえ、ちょうどイースターの時期に咲くこの花は、春が来た!という明るい気持ちにさせてくれるもの確かです。ヨーロッパに住んでいたときは、水仙の花を見ると「おお、春はもうすぐ」と嬉しくなったし、現地の友人からも「まだ寒いけど水仙が咲いたよ」なんて便りが来たこともあります。いわば、春の象徴なのでしょうね。

他にも「子羊」もイースターのモチーフとして飾られます。子羊は神の子イエスの象徴、春になると生まれるので春の象徴、そうしてユダヤ教の過越の祭りの前に子羊を食べる習慣があったことに基づくらしいです。
とはいえ、こういった宗教的意味もさることながら、子供たちにはチョコレートを沢山もらえる嬉しい日。そうして、学校が休みになるというのも、楽しみにされている理由のひとつかな。
もちろん、大人にとっても職場が休みになる楽しい祝日です。厳しい冬の終わりを告げるイースターが近づくと、大人も子供もなんとなくウキウキしてくるようですよ。
ま、今はイースターはとっくに終わり、どちらかというと、もうすぐ夏ですが・・・。細かいことは勘弁してくださいね。
ミタ
..
でも、どうしてチョコレートで卵を作ったのか・・・チョコレート屋の戦略?

【この記事をシェア】

コメントを残す

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る