今晩の献立は?

おはようございます。
皆さん、今晩の献立は決まりましたか?
何年か前に、お母さんがストライキを起こす、アイルランドの短編小説を読んだことがあります。
「私は朝、起きたら”今日の献立は何にしよう”と考え、アイロンかけながら”今日の献立は何にしよう”と考え、仕事をしながら”今日の献立は何にしよう”と考えているの!なのにあなたたち(夫と子供たち)から感謝の言葉一つもらったことがない!もうこんな生活嫌!!」
と切れちゃうのです。
これを読んだとき、なるほど国が変わっても考えることは同じだなあと、特に”目が覚めたとたん、今日なに作ろうか考えている”ところなど、そうそうと思ったものでした。
毎日、変化に富み、栄養バランスが良く、しかも経済的な献立を考えるのは世界中どこへ行っても大変なものです。(特に”変化に富み”ってところがですよね。)

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さて、こちらはMarianne Westman作のPicknickシリーズ。1956年の作品です。
身近にある野菜をモチーフにデザインされているところに女性ならではの視点を感じます。
黒の部分は、プリントですがカラーは一つ一つ手塗り。
そのため、最近のプリントされている商品には見られない温かみが感じられ、やさしく素朴な印象になっています。
一つ一つの野菜に目を転じると、日本ではあまり目にしないような西洋野菜が描かれていて興味深いですね。
いくつ分りますか?私は、玉ねぎ、ビーツ、ホワイトアスパラガス、さやえんどう、マッシュルーム、レッドオニオン、パースニップ、アーティチョークは分りましたが、どうしてもあの緑の丸が何なのか分りません。
どなたか分る方、教えてください。
ところで、パースニップというのは、白い、ニンジンに似た野菜なのですが独特の香りがあり、味はニンジンとは少し違います。
とはいえ、扱いはニンジンと同じ。それどころか、色の取り合わせがきれいなためか、常にニンジンと一緒に付け合せや煮物に使われることが多い、ものすごーく脇役の野菜です。
いつもニンジンとコンビのパースニップ。これ単体の料理と言うものを私は知らないのですが(有るのかもしれませんが)、唯一友人に教えてもらってよく作ったのが”パースニップのキンピラ”。
ええ、もう”西洋料理”ではありませんね。そうなんです。
ヨーロッパでは日本の材料が簡単に手に入らないので、海外の友人たちは実に良く工夫して様々な代用品で献立を考えています。
パースニップのキンピラもその一つ。ゴボウの代用です。
毎日毎日、献立に頭を悩ます世界中の主婦&主夫たち。
マリアンヌ・ウエストマンも案外、野菜をスケッチしながら”今晩なに作ろうかしら”なんて思っていたのかもしれませんね。
ミタ

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