すっかり懐いている、フィンランドの宿猫のスム。
買い付けたものは出来るだけ、その日、または翌朝にはリストを作ります。溜まると作業が大変になるので。また、スウェーデンから出した荷物の通関用の書類も早く作らなければいけません。そんな慌ただしい作業中に膝の上に乗って、気持ちを安らげてくれているスムの後ろ頭。
パソコンを使っている机は窓に面しているので、時折外を眺めるのも気分転換になっていました。夜8時ごろまで明るい9月のフィンランド。窓から見える庭は半分が森で、東京の我が家では考えられない光景が広がっています。
宿主の親戚の子供たちが遊びに来ている時もありました。
また、ある日は動く気配に目を上げると、リスの姿が!
目が合いました。
そうそう、動物と言えば、こんな可愛いカップを買い付けました。ジャガイモで作る蒸留酒のカップとか。
その他の買い付け品たち。もう、買い付けから戻って2か月半が経っているので、すでにサイトにアップしている物もありますね。
どれもフィンランドの暮らしや自然を思い起こさせるデザインです。
こうして買い付け、リスト作り、梱包、発送を繰り返しながら1週間ほどを過ごし、いよいよ帰国の前日となりました。その夜エリナさんがやって来て、おすそ分けしたリンゴンベリーで作ったパイを差し入れてくれました。
明日の帰る日に食べてね、とタッパーに入れたサーモンパイも一緒に。滞在中仕事が忙しく、夜の8時ごろ帰宅が続いていたエリナさんですので、心遣いに感激。
そうして翌朝、出勤前のエリナさんにお別れを告げて、ヘルシンキのヴァンター空港へ向かいました。SASプラスを予約していたのでラウンジが使えます。
ラウンジでは北欧の食材を使った軽食が用意されています。
フィンランドの焼きチーズ「レイパユースト」とサーモンなど。レイパユーストは以前、宿のエリナさんがデザートに作ってくれましたっけ。
ラウンジの窓から見えるヘルシンキエアポートの文字。
ここからコペンハーゲン経由で日本です。これはコペンハーゲンのカストラップ空港のラウンジ。
最後は日本へ向かう飛行機の窓から見える夕焼け空。さようなら北欧。
今回の買い付けも沢山の人の親切に助けられて買い付けを終えられました。春の買い付けでの再会が楽しみです。
ミタ
長々とお付き合いいただいた9月の買い付けレポートはこれで終了です。最後はかなり早足でした。