フィンランドで食べた地元の愛すべきお魚料理

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こんにちは。今回の買い付けは前半かなりハードなスケジュールなのでパソコンの前にゆっくりと座ることが出来ませんでした。
まともにレストランで食事をしたのも、やっと昨日タンペレの街でのこと。これはそのレストランでいただいたメニューです。食事さえ出来ればどこでもいいや、と適当に入ったお店なのですが”当たり”でした。
レストランと言うよりも”食堂”と言ったほうがふさわしいようなお店で、店内いっぱいに貼られている色が褪せた家族写真からすると、かなり歴史のありそうな雰囲気です。どうも、もともとは魚屋だったらしく、もちろんメニューは魚料理ばかり。
食堂に入るなり大きな鉄板で小麦粉を振った小魚を丁寧に一匹一匹並べて焼いているおじさん。「お勧めは?」と聞くと次々魚を出して勧めてくれましたが、私はジュージューと焼いている小魚と、グラタンをお願いしました。グラタンを指して「これは?」と聞くと英語で「うーーん・・・魚箱」と答えてスプーンにすくって一口食べさせてくれました。
“魚箱”とは不思議な名前ですが、フィンランド語ではベーキングディッシュに入れてオーブンで焼いたものを”箱(laatikko)”といいます。これは魚の入ったオーブン料理ということですね。
魚とポテトを重ねて(恐らく)卵と牛乳を混ぜた卵液を掛け焼いたもの。カリッとした小魚に良く合いました。奥にあるマグにはサーモンスープが入っています。このセットで8ユーロか9ユーロくらいだったかな?
年配の方から子供連れまで、地元の人がひっきりなしに出入りしていて、長く愛されているお店と言うことが分かります。お味は奇をてらったものではないですが、安定した美味しさでした。褒めていないような書きぶりですが、旅先でこんな風に安定した味に出会えるのは嬉しいもので、すっかり疲れも飛びました。
もし、タンペレに行くことがあればお昼ごはんを食べに行ってみてはいかがでしょうか?調べてみると地元でも評判のお店のようでした。
Veijo Kokkitykki
住所:Kyllilinkatu 9, Tampere
なんと、Facebookにはファンが作った応援ページもありました。さすがフィンランドですね。
Facebook Veijon Kokkitykki
さて、Facebookといえば、今日までに買い付けた分の半分ほどをFacebookのフクヤファンページにアップしました。もしよろしければご覧になってください。これらの品は今日中に日本に向けて発送します。無事届くことを祈っています!
2011年3月3日までの買い付け品の一部
ミタ

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フィンランドで食べた地元の愛すべきお魚料理」への3件のフィードバック

  1. 買い付け順調ですね。それにしても美味しそう!!今お腹がググーッと鳴りました。なんかすごく食べたい。

  2. うわ~おいしそう~!!
    もう10年くらい前ですがタンペレに行ったことあります。
    綿工場だったというレンガの倉庫みたいなところで地ビールを飲ませてくれたプレブナン(音だけなんとなく覚えてる)とかいう名前のレストランの食事が忘れられないおいしさでした。
    いまでもあるかなぁ~あの店。
    また行きたいなあ。

  3. >>もももままさま
    簡単で、素朴で、確実なフィンランドらしいお味でしたよ!
    >>dharmacciさま
    タンペレにそんな魅力的な場所が!このコメントを拝見したときにはタンペレを離れていたので行くことが出来ませんでした。次回は行きたいです!

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