先週末の8月20日にスウェーデンの夏の風物詩、ザリガニパーティーを開催しました。
単にザリガニパーティーをするだけでなく、前半は参加の皆さまとミートボールとヤンソンの誘惑を一緒に作るところから始まっています。
当日は参加者を「ヤンソンの誘惑チーム」と「ミートボールチーム」の二つに分け、それぞれにスウェーデンの方にリーダーになってもらいました。
ヤンソンの誘惑チームリーダーは、京都から参加のセシリアさん(左から2人目)。
セシリアさんの丁寧な説明で作業がどんどん進んでいきます。
一方ミートボールチームリーダーは淡路島から参加のヨナタンさん。
参加のお子さんに上手に教えています。映画『ドラゴンタトゥーの女』でもクリスマスに子どもにミートボールの丸め方を教えながら一緒に作るシーンがありました。子どもとミートボールを作るのはスウェーデン人の原風景なのかも知れないと思った瞬間。
ヤンソンの誘惑もミートボールもスウェーデンの家庭料理の定番。それぞれの家庭での方法があります。「私はこうやる」「おばあちゃんはこうやっている」という話がものすごい参考になりました。これはいずれ「北欧のおやつとごはん」サイトの方にまとめようかな。
素晴らしいチームワークとリーダーの臨機応変な指導で予定よりも1時間近く早く料理が終了しました。
もちろん、主役のザリガニも。
スウェーデンの人たちの先導でザリガニパーティーの飲み干しソング「ヘーランゴー」を歌って乾杯!
セシリアさんが持って来て下さった歌詞がプリントされたキッチンタオルです。
料理は北欧流にビュッフェ形式。お皿を片手にワイワイと取りに行きます。
全部盛りのお皿。
楽しいおしゃべりと食事の時間。スウェーデンに関心のある方はもちろん、スウェーデン語が出来る方もいて、スウェーデンの人との話がつきません。一緒に料理をしたことで既に親しい雰囲気が生まれていました。
形式ばった偉い人の挨拶やパフォーマンスがあるより、こういったカジュアルな集まりの方がいいやね。
スウェーデンの人からは、若いときにザリガニとアクアビット(お酒)だけでベロンベロンになった昔話が出たりして、故郷を思い出してもらえたようで良かったです。
また、ヨナタンさんからはクッブ(木を投げるゲーム)の集まりを、セシリアさんからは彼女が教えてくださるクラフトの集まりを提案されました。どちらも実現を目指しています。
さて、このパーティーは私を含めたスウェーデン好きの有志で作った「関西・スウェーデン友の会」が主催で行いました。この会では、10月に留学体験談とシナモンロールを作る会を予定しています。
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