ピンクのケーキプレートで春のイメージ

昨日、所用で外出して、その寒さに震えがりました。つい数日前は暖かくて、春が来たなあと思っていたのに、また寒さがぶり返しています。今日も東京の気温は一桁台とのことで、一体春はいつ来るのでしょうか。
せめてプレートだけはと、写真に春を思わせるピンクのデコレーションを選びました。どちらも、フィンランドのアラビアのヴィンテージです。

手前の和の雰囲気も感じるデザインは1960年代のもの。詳細ははっきりとはしませんが、恐らくライヤ・ウオシッキネンのデザイン。名前が無いので、当店では便宜上「Arabia ケーキプレート (小花)(ピンク)」と名付けています。「ピンク」とあるのは、ブルーとの2色展開だから。
奥のプレートも1960年代に作られた「Arabia Heili ケーキプレート (ピンク)」。これも紫色との2色展開です。こちらも、デコレーターははっきりとはしていませんが、恐らくライヤ・ウオシッキネン。
カイ・フランクがアートディレクターを務めていた時代は、彼が無名性にこだわったため、デザイナーの名前が分からないシリーズが良くあります。またそれだけでなく、アート作品ではなく、あくまでも商業製品なので、一つの製品に一人のデザイナーだけが関わっていた訳でもないのも、デザイナーの名前が分からない理由のひとつ。
ところで、このケーキは冷蔵庫に中途半端に残っていたクリームチーズ、ギリシャヨーグルト、生クリームと、冷凍庫に残っていたバナナとミックスフルーツを、基本のパウンドケーキに放り込んだものです。私の基本のパウンドケーキは、卵2個、バター100g、砂糖100g、小麦粉120g、ベーキングパウダー小さじ1。
バナナは以前作った「空飛ぶヤコブさん」の残りです。残ったバナナは食べてしまえばいいと思うかも知れませんが、実は私はバナナが苦手で、生ではどうも食べたくないのです。お菓子にすると何てことないのですが。いつかお菓子に入れてしまえ、と冷凍していたのが、ようやく日の目をみました。
ミタ
家人に基本のパウンドケーキの分量を言ったら「えええー!そんなに砂糖が!」と驚いていましたが、本当、洋菓子って恐ろしい量の砂糖と油脂が入っていますね。

【この記事をシェア】

コメントを残す

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る