今朝散歩に出たら近所のインターナショナル幼稚園でハロウィンパーティーをやっていました。日本でもハロウィンは形を変えて浸透しつつあるようで、ここ数日ニュースになっていますね。
ハロウィンにはカボチャが飾りつけに使われますが、そもそもハロウィン発祥のアイルランドでは蕪を使っていました。アメリカに移民したアイルランド人たちは蕪の代わりに手に入りやすいカボチャを使ったのが始まりとか。今ではオリジナルの蕪よりも加工しやすいカボチャの方が主流となっていますね。
ハロウィンだから、ではなく、たまたま生協の野菜セットにカボチャが入っていたので、スープにしました。せっかくなのでハロウィンにかこつけて、生クリームで蜘蛛の巣を描いてみました。
味付けは塩と、胡椒の代わりにカルダモン。シナモンロール用にフィンランドで買ってきた粗びきカルダモンがまだまだ沢山あるのです。気温が低い北欧では、カボチャは伝統野菜ではありませんので、ちょっと強引な北欧風味。
プレートもスープに合わせてアラビアのArabia 青いカボチャのシリーズから選びました。
ところで、ハロウィンの習慣は北欧にはありませんが、商業的なところから広がっています。日本と同じですね。そして、それをあまり面白く思っていない人がいるのも、日本と同じ。
それでも、時流には逆らえずなのか、年々北欧でもハロウィン飾りを見る機会が増えました。
例えばこれはフィンランドのマーケット。
そして、こちらはスウェーデンのマーケット。カボチャ1個12クローネですね。
楽しみが増えるのは良い事ですが、世界中がアメリカナイズされるのは、なんとなく切ないです。
ミタ