すべてのハートの日

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2月14日の今日、予報が当たり朝から雪の東京です。ホワイトクリスマスならぬ、ホワイトバレンタインとなりました。雪の珍しい東京ですから、ある意味ロマンチックかな。
バレンタインデーの発祥は数千年前のローマ帝国時代にまでさかのぼると言われています。2月14日は家庭と結婚の神である女神ユノの祝日で、娘たちは桶に名前を書いた札を入れ、それを引いた男と翌日のお祭りを過ごす習慣があったとか。お祭りを一緒に過ごした男女は、そのまま恋をして結婚することも多かったそうです。
その後、キリスト教とその古代宗教行事が結びつき、現在の愛の日であるバレンタインデーが形作られていったとか。
バレンタインの習慣が広がるにつれ、世界各国で独特の発展を見せます。女性から男性へチョコレートを贈るのは日本独自なのは広く知られているところ。
欧米では男女に関わりなく、花やカードを贈りあう国が多いのですが、スウェーデンでは友達や家族同士でちょっとした物を贈りあう日とか。
スウェーデンでのバレンタインデーの呼び名は「alla hjärtans dag(アッラ ヤルタンス ダーグ) 」。直訳すると「すべてのハートの日」というかわいらしい意味です。

「ハートの日」に合わせてハートの並んだスウェーデンのシリーズをご紹介します。写真は、Rörstrand(ロールストランド)のSilja(シリヤ)。

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愛の日であるバレンタインデーにふさわしい柄のシリーズ。きっぱりとした色使いは60年代らしいポップでかわいらしいデザインです。
ケーキプレートは今月中にアップ予定。コーヒーポットは既にサイトにアップしていますので、ご興味があればご覧ください。
Rorstrand Silja コーヒーポット

ミタ

さて、スウェーデンの隣国フィンランドではバレンタインデーを「ystävänpäivä(ウスタヴァンパイヴァ)」と呼びます。こちらは直訳すると「友達の日」。友達同士でカードを交換したりするそう。一方、同じ北欧でもデンマークではあまりバレンタインは定着していないとか。中にはアメリカの文化だと眉をひそめる人もいるようで、これは以前デンマーク人にハロウィンについてどう思うか尋ねた時と同じ反応でした。

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