秋色のノルウェーの食器とデンマークのリンゴのお菓子

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おはようございます。
ついこの前まで暑い暑い、と言っていたのに、突然秋が訪れました。
朝晩が肌寒く、今日はこの秋初めて薄手のニットを取り出したほどです。
秋と言えばリンゴを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。北欧では気温が低くても実り、長く保存がきき、冬でも食べられるリンゴは親しみのある果物。クリスマスのシンボルの一つでもあるところからも、いかに大切な果物であったのかがよく分かります。

リンゴを使ったメニューも多く、これはデンマークの伝統的なデザート「æblekage」のアレンジです。Æbleとはリンゴ、kageとはケーキと言う意味ですが、オーブンを使わずに、鍋で煮たリンゴに砂糖とバターでカリカリにキャラメリゼしたパン粉をかけたものです。

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本来のæblekageはリンゴとパン粉を層にして、たっぷりの生クリームをかけたもの。この写真をもしデンマーク人が見たら「æblekageじゃない」と言われそうなので、下にレシピのリンクを張りますね。
→デンマーク風アップルケーキ
レシピはデンマークですが、使っている食器はノルウェーのFiggjoです。
プレートとミルクジャグはAstrid(アストリッド)。ノルウェーだけでなく、北欧全般で使われている、少し古い女性の名前です。ノルウェーの国旗の色を思わせる、赤と青の組み合わせが民族的です。
コーヒーカップは同じくFiggjoのAugust(アウグスト)。どこから見ても秋の配色なのに、なんと8月、と言う意味です。もっとも北欧では8月は既に秋の気配ですが。

ちょっと前までは重く見えていた、こんなこっくりとした色合いが、日差しが柔らかくなると、何だかしっくりとしますね。そして気温が下がると、お菓子とコーヒーがますます美味しい季節になりました。
Æblekage、簡単ですので、リンゴが手に入った時に作ってみてください。キャラメルパン粉は冷凍保存が利きますので、作りすぎたらアイスクリームやヨーグルトのトッピングとしてどうぞ。

ミタ

ところで、8月を意味するAugust(オーガスト)はローマ皇帝Augustus(アウグストゥス)に由来しているのは知られていますね。というわけで、実はAugust(アウグスト)は北欧では男性名でもあるのです。

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