ノルウェー兄弟舟の料理教室

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おはようございます。
昨日の21日はミカールさんによる「ノルウェー料理教室」でした。
ノルウェーに関心のある参加者のみなさまと、日本語が堪能なミカールさんのジョーク交じりのお話で笑いが何度も上がるような、楽しい会となりました。

そして、今回のビックリゲスト(あるいはビッグゲスト、大きいから)はミカールさんのお兄様のフランクさん。たまたま今月日本に遊びに来ていたのですが、なんと、ここ数日のアイスランド火山噴火による噴煙騒ぎで帰国できなくなってしまったのです。
お兄様のお仕事は漁船でのメカニックと調理担当なので、大人数の調理は慣れていらっしゃるそう。ジャガイモの下ごしらえをフランクさんと一緒にやってくださったお客さまによると「たちまち芽を取って」あっという間にジャガイモの山が出来上がったとか。

写真はパンケーキの生地を準備しているところなのですが、お兄様、全く計量をしません。ミカールさんが混ぜている生地の様子を見ながら、小麦粉の量を目分量で足していきます。

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このエプロンは今日の為におそろいで用意したそうなのですが、お二人とも190cmくらいの長身なので、日本製のエプロンが短い・・・!ハイウェストになってしまっていますね。

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なんでも、アイスランドの噴煙で、ノルウェー産のサーモンが入荷できなくなってしまったとか。今回の騒ぎで初めて知ったのですが、寿司ネタのサケはほぼ9割がノルウェー産だそうです。ノルウェー産のサケは寄生虫がいないので、生でも安心なのですね。
もし、昨日のメニューがサーモンだったら変更をしなければいけないところでしたが、サバは無事入手。丸々太った立派なサバの切り身です。
サバはオレンジソース煮だけでなく、ミカールさんの提案で焼きサバも用意しました。フィスケボッレルもプレーンなクリームソースと、カレー味の2種類に。メニューは増えましたが、参加の皆様がミカールさんの指導で手際よく仕事を分担して、たちまち準備が整います。

こちらが完成です。ミカールさんの「ノルウェー風にいきましょう」との提案で、大皿に盛って各自が好きなだけ取っていただくスタイルです。フィスケボッレルのクリーム煮もお鍋のまま食卓へ。

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今回生徒さんとして参加してくださった「ノルウェー夢ネット」代表の青木さんによると「だからキャセロールが活躍する」のだそうです。家庭ではキャセロールのような大きな器に盛り付けて、ドンと食卓に出すのですね。
私たちが頂いている間、ノルウェー兄弟がパンケーキを焼くいい香りが・・・。これも先に食べ終わったお客さまが、途中で交代してパンケーキを焼いて下さる終始和気藹々とした雰囲気でとても楽しい会でした。
ノルウェーに詳しい参加者の皆様のお話が興味深く、フィヨルドだけでないノルウェーの魅力を沢山教えていただき、もっとノルウェーのことが知りたくなりました。日本ではノルウェーは北欧の中でもなかなか注目を集めにくく、比較的情報が少ないのではないでしょうか。
ノルウェーに少しでも興味のある方にとっては、こういった会に参加されることはノルウェーについて様々な面を知る、いい機会になると思います。
ミタ
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ミカールさんによると、弟さんもお料理が得意とか。ノルウェー版ジョナス・ブラザーズ・・・は、無理か。

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ノルウェー兄弟舟の料理教室」への2件のフィードバック

  1. 昨日は本当に楽しい会でした。迅速なブログでの報告、うれしく拝見しました♪
    付け合わせがじゃがいもとにんじんは、向こうのお料理の定番ですね。フィッシュボールは懐かしい味がしました。日本で食べられるなんて・・・感無量でした!
    次回は、本当に弟さん登場?いずれにしても、ミタさん、お疲れさまでした★

  2. >>aokiさま
    こちらこそ、ご参加くださって嬉しかったです!にんじんを包丁で切らずにおろすとは新発見でした。この方が断面がギザギザになって味が染みやすいとか。これからノルウェーの魅力が沢山の方に伝わるといいですね。
    やっぱり、そのためには、ミカールさんのメジャーデビューでしょうか(^^)

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