4月になったのに、フィンランドにはこんな風に雪が積もっています。
聞くと、いったんは解けたものが先週また沢山降って積もったとか。
「もう、嫌になる。」
そうですよねー。私も雪靴を用意していなかったので、ものすごい滑って嫌です~。
雪が積もっているだけではなく、寒い!
ヘルシンキの港のマーケットでもこんな風に海が凍っています。
もちろん、河も凍っています。
凍った河の上を歩いている人も見ました。(大丈夫か?)
さて、昨日はショップを6件周って200点ほど買い付けてきました。買い付けに必要なのは、時にはずうずうしいまでの大胆さと、細かいところまで目を光らせる繊細さ。
例えば、こんなお店。いったい何年前からの分のものが積み重ねられているのか・・・?これは何かあるに違いない。
「ちょと奥に入ってもいいですか?」と申し出たら、体を出来るだけ斜めにして隙間に入り、目を奥の奥、隅の隅まで走らせます。そうして「これだー!」とガラクタの中から宝物を見つけ出した時の嬉しさといったら!
その後はなじみのアンティークショップで更に買い足し。
ここにはあらかじめ、予告してあったので、ある程度揃えて待っていてくれました。なかでも、出来るだけ再入荷品よりも初めてフクヤに入れるものを中心にセレクト。
一通り選び終わったら、お昼までご馳走になってしまって(こればっか)、いつもいつもありがたいです。
そんなウレシタノシイ買い付けの後は、そう、地獄の梱包が待っています。
なじみのアンティークショップさんがご自宅のスペースを、ほかのお店で買ったものの梱包のために提供してくれました。
ひたすら、包んでは詰め、包んでは詰め、包んでは詰め、包ん・・・(一休み
また包んでは・・・。
3時間で5箱終えたところで今日は終了。
その後、ディーラーさんのご自宅で夕食に、カレリアンピーラッカと高校生の娘さんが「ボーイフレンドのために」手作りした温かいシナモンブレッドを熱々の紅茶と一緒にいただいて体を暖めます。(もう、何から何まで・・・涙)
シナモンブレッドは小さな一口サイズで、疲れた体に程よい甘さと温かさが、とても美味しかった。
ごめんね、カイサ。日本のおばさんがちょっと食べちゃったよ。
夜の8時、ホテルに送ってもらうために外に出たら、まだまだ明るいフィンランドの空でした。あと数ヶ月で夜遅くまで日が沈まない、夏が来ます。
今日はフィンランドプロダクトのプロモーターの方との約束が土曜日に伸びたので、アルバ・アアルトの家を見学してきました。これもなかなか面白かったので、機会があればいつか。