10日目 ヘルシンキにて買いまくり

10月20日

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さて、前日ヘルシンキ入りをした私たち。
平日の昨日はアンティーク以外にも、Arabiaファクトリーで今年再生産された、2000年限定モデルEGOX(EGOに牛の模様が描かれたもの)、ムーミングッズなど現行品の入手に余念がありません。

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こちらは見っけ物。
マーケットで、母娘がビンテージの布で作ったバッグを販売していました。使っている生地は、マリメッコ、タンペラ更にはマリメッコの前身、プリンテックスの50年代の物まで!
バッグを作成しているのは、お母さんの方なのですが英語が出来ないので、10代後半か20代位のとても英語の上手な娘さんが通訳で助けています。
14点購入したところ、娘さんは携帯電話を取り出し計算し始めました。
なんだかやりにくそうね、と思い「計算機、貸しましょうか?」と申し出ると「ん?大丈夫。」と、まとめ買い割引まで、ちゃっちゃと携帯で行います。
「うーむ。さすが現代っ子」とアケがうなり、世代間ギャップを改めて感じました。
さて、そうして訪れた週末の今日。ほとんどのお店が閉まってしまうか数時間しか営業しない、ヨーロッパの土日。
「週末を制する者は、買い付けを制す」を高く高く掲げ、いざ行かんフリーマーケットへ!
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こちらは、屋内マーケットValtteri。
シティーセンターからは、交通的に行きにくい場所にあるのですが、幸いホテルから徒歩10分未満のところだったので朝一番に乗り込みま・・・・。

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なんですかー!これはー!
朝一番のつもりが、既に大混雑でまっすぐ進むことも出来ません。
地元の人だって、考えることは同じ。
土日の楽しみ。それはフリーマーケット。ばかばか車で乗り付けるフィンランド人たち。気合の入れ方が違います。
ほとんどのブースが古着なので、陶器やガラス器は目を皿のようにしなければ見つかりません。
時期やタイミングも多いに有るのでしょうが、”買い付け”という意味では労力の割には収穫が・・・という場所ではあります。でも変わったお土産を見つけるのは最適かも。日曜日に行くところが無ければ、是非訪れてみればいかがでしょうか。

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ところで、この日のビックリNo.1は、コレ。1959年デザインのArabiaのビッグなカップ(約500mlも入ります!)FIESTA。
このカップ、何がビックリって、Fiestaのレア度もさることながら、実はソーサーとカップを別々のブースで発見したのです!
最初、ソーサーを見つけたものの「ソーサーだけじゃね」とパス。次に別のブースでカップを見つけたとき「まさか、これ」「まさか・・・」とソーサーのあった場所に逆戻り。
「ぴったりですー!」
いやーこんな事あるのですね。お店の人もビックリしていました。
「コレは、別れたカップルのうち片方がカップだけ持って家を出て、ソーサーだけを残された方も、困ってマーケットに持って来た。そうして再会。
いやいや、待てよ。40年前嫁に出た娘が、ソーサー要らないからとカップだけ持って行った。そうして再会。」
と妄想膨らむ珍事なのでした。

ミタ
それでも、アケは一日の終わりには買い付け商品リストと金額をまとめ、収支計算をしていた。えらいわ。

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