マルメからストックホルムへ、そしてラーメン

スウェーデンで買い付けのスケジュールを終え、滞在していたスコーネ地方のマルメからスウェーデンの首都ストックホルムまで電車で移動しました。いつもは、このままフィンランドへ移動するので、ストックホルムに行くことはありません。今回は目的があって、特別。

スウェーデンでの長距離電車では、あらかじめ予約をしていると朝食弁当が用意されると聞いたので、予約をしておきました。

車窓を流れる風景を眺めながらの4時間ちょっとでストックホルム到着。

青空市場で有名な広場、ヒュートリエットをぶらぶら。日曜日は蚤の市が開かれる場所としても良く知られています。


ヒュートリエットに面している、1882年創業の老舗デパート「Pub」は2015年に閉鎖し、今はホテル「Scandic Hotel Haymarket」になっています。ゲートの上には創業者であり、頭文字がPUBのPaul Urbanus Bergströmの名が残っています。ずっと変わらないと思っていたものも、やっぱり変わっていくのだなと、少しセンチメンタルな気分になりました。

さて、以前から行きたいと思っていたカフェでランチを取ろうと、セーデルマルム地区へ行くと、なんと休業日。あらかじめ開店日のチェックはしていたのですが、急なお休みはあるものです。残念。
そこで、道を挟んで隣にあったカフェ「COFFICE」へ。店名の「COFFICE」は「Coffee」と「Office」を合わせた言葉で、店内にはミーティングルームがあり、借りることも出来るのだとか。

内装の感じから、以前は肉屋か何かだったのを利用している気がしました。分からないスウェーデン語のメニューを説明してもらうのが面倒だったので、日替わりスープランチに。この日はのスープはキノコのポタージュ。これが美味しくて大当たりでした。最後の1個だったカルダモンロールもおやつに選びました。

カフェを出てセーデルマルムをぶらぶらしていると、歩道に沿って日向ぼっこをしている人たちがいました。地べたに座って建物に寄りかかっているのが、あまりにも唐突というか、非現実的過ぎて驚きました。自分の家に知らない人たちがもたれて日向ぼっこしていたら、相当違和感ありますよね?こっちでは普通なのかしら。

その後、ガムラスタンに移動して、王室武器庫を観光。王室武器庫については別の日に書きますね。
夕方になってから、ガムラスタンにあるジュエリーショップ「アトリエミノワ」へ行きました。実はストックホルム訪問の主目的はアトリエミノワのオーナーさんであり、ブログ形式の北欧ビンテージショップ「あ!いいって!む!アイテムたち」を運営しているem-pmさんにお会いすることでした。
たまたまSNSでem-pmさんがRavennaのソーサーを探している事を知り、そして、たまたま私がソーサーを持っていたことから「お届けしましょう」となった訳です。厚かましくも、著書「北欧 食べる つくる 可愛いと暮らす」も進呈。

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em-pmさんがお店を閉めてから、ガムラスタンを案内してくれました。
(ぼんやりと写っているリュックをしょった背中がお店に鍵をかけているem-pmさん。道を挟んで反対側の「M」と書かれた看板はスウェーデンレトロファンの間では有名なマグヌスさんのお店。マグヌスさんにも声をかけて下さっていたのですが、生憎この時ちょうどマグヌスさんはビンテージショッピングツアーの真っ最中で、お会いできませんでした)

高い建物の上から街を一望。

対岸にユールゴーデン島のグローナルンド遊園地。

古い趣のある住宅。

ビルの壁一面に描かれたモダンアート。暑くも寒くもなく、からっとした気候で歩くのが楽しい。

最後はお勧めのラーメン店「Ai Ramen」へ。

日本で外食でラーメンを食べることがほとんど無いので、本当に久しぶりのラーメン。スウェーデン人による経営で、麺から作っていると聞き、不安半分で食べましたが、美味しかった!

一仕事終えた解放感に包まれながら、食べたり、遊んだりと楽しい1日でした。
ミタ
ストックホルム博物館編を、きっと書く。

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