ガラスの季節


こんにちは。
連休も明けて、かえって疲れたなんて方もいらっしゃると思います。上手く仕事モードに切り替えられましたか?
いらいらしたり、集中できなかったり、そんな時いつも「お茶飲んで休憩しよっか」と気分を変えています。そして、飲むのは香りに癒されるハーブティー。何種類か用意して、そのときの気分で飲み分けています。
ハーブティーは香りだけではなく、色のきれいなものも多く目も楽しませてくれますね。
実は味覚は視覚に大きく左右されるってご存知ですか?アメリカの実験で、同じオレンジジュースを、一つは安物のジュースの色に、もう一つは高級ジュースの色に似せて着色し、飲み比べをしたところ、ほとんどの人が高級ジュース色のほうを美味しいと答えたそう。
写真のKastehelmiのようなガラスのカップを使えば目にも美しく、同じハーブティーでもよりいっそう美味しく感じるかも知れません。
デザインはフィンランドのグラス作家の巨匠、オイバ・トイッカ。最初は1960年代にフィンランド最古のガラスメーカーNuutajarviで、後にArabiaで1980年代まで続けて作られてという、フィンランドの家庭で長く愛されたシリーズです。
涼しげな雰囲気はこれからの季節にぴったりと思いきや、フィンランドでは夏ではなく、冬、それもクリスマスに活躍する、という話を聞いたことがあります。
彼の地ではクリスマスに、グロギというスパイスやレーズン、時にはウォッカ(大人用)やオレンジジュース(子供用)を混ぜたホットワインを飲むのですが、そのグロギに使うのだそう。
なるほど、この小さめサイズはお酒向きかも。そしてキャンドルの明かりが、雫を表現したドットにキラキラと反射し、グロギの色をルビーのように変化させ、味を何倍も美味しくさせてくれるのでしょうね。
ずいぶん先の話ですが、今年のクリスマスには初グロギをこのグラスで、飲んでみましょうか。もっとも、私はお酒が飲めないので、子供用オレンジジュース入り希望です。
ミタ

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