おはようございます。
お盆休みも終わり、ようやく涼しくなってきた東京に人が戻ってきました。フクヤはお休みでは無かったのですが、アクセスも注文も減ってたので、今日までなんとなくのんびりとしたペースでした。
(アクセスが減っていたのは「家にいなかった」という物理的理由以外に「ご主人が家にいて・・・(以下略)」というのっぴきならない理由もあったようです)
さて、そんなわけで先週は少し余裕ができたので、懸案だった新しい取引先や商品、企画についていくらか進めることができました。その中のひとつにフィンランドの新たな取引先が加わりました。実はこの取引先、すでに取引のあるショップの紹介によるお友達ショップということで、ご本人にはお会いしたことが無いのです。
メールのやり取りで判断するに、彼はかなりのロマンチスト。
先週のメールにも「だんだん暗くなってきて、もう白夜は望めない。鳥たちはアフリカへ行く準備を進めている。どうして彼らがとどまり、代わりに僕らが飛べないんだろう。」
ポエムですねー。ロマンですねー。
こんな文章を読むと、忘れかけていた感情が蘇るようで、なんだかちょっとくすぐったく、ちょっと嬉しい。
以前も書きましたが、日本に秋冬やってくる鳥は北の国で春夏を過ごしているそう。同じ鳥を見て私たちが「ああ、冬が来たなあ」と思っているころ、どこか遠い北の国で「ああ、夏が去っていくなあ」と感じているなんて、ロマンチック。
ところで、このお休み期間中はご主人と毎日一緒に過ごした方もいらっしゃるはず。久しぶりに腕を組んで外出されたなんて方もいらっしゃるのでは。そんな二人を描いたようなトップの写真は、ノルウェーFiggjoの”Menu”スクエアプレートです。中心に腕を組んだカップルとハートがデザインされています。
かなりロマンチックな絵柄ですが、控えめな色合いとクロスステッチを模したデザインが過剰なロマンチックさを抑えて、スウィート過ぎずいい雰囲気にまとまっています。
年月がたち、すっかり落ち着いたお二人の日常に、ロマンをほんの少し加えてみるのには丁度いいさじ加減ではないでしょうか。サイズも二人に使い易い25cmの長さです。
ミタ