フルーツ・コネクション


夏だから、というわけでもないのですが、フルーツ柄だけを集めてみました。
左から、Rorstrand Edenコーヒーカップ、Gustavsberg Prunusコーヒーカップ、Arabia Pomonaプレート、Arabia Kirsikkaコーヒーカップ、Arabia Pomonaジャムジャーです。
フルーツをモチーフにした食器はいろいろあるのですが、中には日本ではあまりなじみのない果物もあり、お国柄を感じます。
北欧の食器で多いのはベリー類。クランベリー、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー・・・。
日本では普通に手に入るのはストロベリーしかないのよ、と話すと驚かれたことがあります。ブルーベリーは?と聞かれたので、冷凍があるかな?と答えると気の毒そうな顔をされました。
そういえば、フィンランドでお邪魔したおうちでデザートに出されたのは、ブルーベリーのゼリーのようなもの。ゼリーといっても固まっているものではなく、固めの液体といった感じでしょうか。
フィンランドの伝統的なお菓子なのですが、今ではあまり食べられていないそうで、貴重な経験をしました。
夏になると北欧に限らず、ヨーロッパでは道端になっているベリーを、気がるに摘んで口に運んでいる人を見かけることがあります。日本人の感覚だと「洗わなくていいの?」と思ってしまうこともあるのですが、なんだかあまり気にしていないよう。
一度、イギリスで庭のラズベリーを摘んでそのまま勧められたことがあるのですが、よく見ると小さな虫がその上に。取ろうとしても柔らかなベリーの中にどんどん入り込んで取れません。
ええい、食べたところで死ぬわけでもなし、と思い切って口に放り込んだのも、甘酸っぱい夏の思い出の一つです。(再び体験したいとは思いませんが)
この季節ヨーロッパに出かけたら是非、新鮮なベリーを食べてみて欲しいのですが、注意事項がひとつ。
ベリー類は自然な下剤の役目をします。食べ過ぎて翌日大変な目にあった人を、一人ならず目にしました。すっきりしたい方にはお勧めですが、そうでない方は気をつけてくださいね。
ミタ
スウェーデンにはYoggiという有名なヨーグルトドリンクがあるのですが、ミックスベリー味を選べば、ダブル効果です。

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