そうだ神戸に住もう 3

そうだ神戸に住もう 2』から続いています。

写真は先週山登りしたときのもの。分かりづらいですが、彼方に大阪湾が見えます。登山口は家から徒歩3分くらいの場所。山登りが好きな家人に誘い文句で「神戸に行けば裏山感覚で登山できるよ」と言ったのですが、裏山感覚どころか裏山でした。

では東京から神戸への引っ越しエピソード『そうだ神戸に住もう』その3です。

家探しのタイミング

現在住んでいる家を販売しての住み替えの場合、売却と購入のタイミングの難しさがあります。パターンとして3つ。

  1. 今の家を売却してから次の家を購入
  2. 次の家を購入してから今の家を売却
  3. 売却と購入を同時に行う

1.の場合は次の家に引っ越すまでの仮住まいが発生し、引っ越しが2回になるので余分な費用がかかります。
2.の場合は先に新居を購入する資金が必要になり、場合によってはローンを借りないといけなくなります。幸い私たちは現住居のリフォームローンは完済していたので、二重ローンにはなりませんが…。
3.が一番理想的なのですが、奇跡でも起きない限り難しいでしょう。

家人は1.のパターンを主張したのですが、確かに金銭面では確実ではあるけれど、仮住まい中に早く見つけなきゃと気持ちが焦ってしまって妥協した物件で手を打ってしまいそうなのが嫌でした。その上、仮住まい中の家電は購入するのか、ペットの猫はどうするのかなど、難しい問題があります。

私としては、2.のパターンで、販売しながら物件を探し、まだ売れていなくても良いものがあればローンを組んででも先に購入したいと思っていました。ただ、本当にローンが組めるのか、売却まで時間がかかると売り急いで弱気になりそうな予感…。

話し合いを繰り返すものの、いずれも机上の空論レベルで、とりあえず何かが決まらなければ何も決められないよねと、売却と家探しを並行して行い、どちらか先に転んだ方で考えることにしました。

ラッキーな出会い

気になる物件をピックアップして資料を取り寄せたり、実際神戸に足を運んで内見をしていたのですが、ピッタリとくる物件がなかなか見つかりません。時には気持ちが萎えて、条件を妥協したり、神戸以外にも候補地を広げたり、いやいや、それでは移住コンセプトが違ってしまうと気持ちを奮い立たせながら月日は流れていきました。一方我が家も10組以上が内見に来てくれているのですが、なかなか買い手が現れません。

というのも、店舗付きの住宅なので希望の方がほぼほぼ自営業。今の時代、自営業ではローンを組むのが難しいのです。

1年程経ち、既に習慣となったネットでの物件探しをしていた家人が「これ、いいんじゃない?」と見せてくれた物件が、かなり希望に沿っている。どうしようか、資料取り寄せようかと悩んでいるうちに、サイトから消え「ああ、売れちゃったね…」とガッカリしていたのですが…その数週間後

「あの家復活しているよ!」

確かに再掲載されている。そして、なぜか価格が下がっている!(あとで、申込者の方がローンが組めずキャンセルになったと教えてもらいました)

その価格なら、ローンを組まずに買えそうです。しかもラッキーなことに、たまたま別件で2週間後に関西に行く予定がありました。遠隔地からの物件探しなのに、すぐに内見が出来るなんて運がいい。早速不動産屋さんに2週間後の内見を問合せ、ついでに別にいくつか候補を挙げて予約しました。これが2021年のクリスマスの出来事です。

なんと徒歩圏だった!

年が明け、内見当日になりました。本命の物件は午後まで他の内見の方がいるからと最後に。先に見た物件は外観も間取りもインテリアもピンとこない。いや、むしろ好きになれない。これらにするなら、この状態で妥協するか、かなり手を入れて希望に沿った形にするか……。

そして最後に見た本命の物件は築46年と一番古かったのですが、古いだけに外壁が先に内見した家のようなサイディング壁でなく、塗り壁なのが素敵です。中は1階も2階も以前の持ち主の趣味でほぼワンルーム状態。このままでは使いづらいからリフォームになるけれど、どうせ好きな間取りに作るのだから、かえってやりやすそう。2階がリビングで神戸の港が見えるのも、きれいな長方形ででこぼこが無いのも家人の希望通り。

最寄り駅はJRと阪急があり、JRからはバスが1時間に2本出ています。JRの駅からの坂道は急でとても歩けないのですが(住んでから若い人は歩いていると気が付きました)、阪急の駅はバスこそありませんが、地図にない抜け道を使えば歩けないこともなく、地元の人は歩いていると。また、登りはつらくても下りならそんなに大変ではないと説明されました。

なんと、諦めていた「駅からの徒歩圏」です。

価格、立地、土地の広さ、間取りなど探していた条件にピターッと合いました。加えてスタイリッシュな外見が気に入りました。ただ一生を決めるような大きな買い物を即断をするのはやっぱり怖い。その日は一旦持ち帰っての後日連絡を約束して東京に戻りました。

偶然の後押し

その翌日、我が家を販売している不動産会社の担当の方がたまたま「契約の更新と異動の挨拶を…」と訪問してくださいました。その担当の方に神戸の物件の話をしたところ「すぐにお申込みになられた方が良いです」とキッパリと言われ、失礼を承知で申込書の書き方を教わりながら記入。神戸の不動産会社に申込書をスキャンしてメールで送ろうとしたのですが、こんな時に限ってプリンターがウンともスンとも言わない。もう仕方ないと、申込書をスマホで撮影し画像をメールで送信!

神戸の不動産会社から受け取りの電話があり「お申込みいただいた直後に別の方のお申込みがありました。タッチの差で1番目のお申込みになりました」と報告を受け胸をなでおろしました。

幸運が重なり、家探しが終了したのが、2022年1月のことでした。

さて、リフォームしてくれる建築士さんを探さないと。いや、何より家を売らないと

家から車で10分程度の中央卸売市場の食堂でお昼を食べました。安くて量が多くて美味しい。

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