ギリシャ神話の名前イイリスデミタスカップ

フィンランドからIiris(イイリス)デミタスカップが初めて入りました。イイリスとはアイリスのフィンランド語。アイリスとは日本語の花のアヤメの事ですね。

花柄のカップだし、アヤメ(アイリス)の花をモチーフにしてシリーズ名になっているのかと一瞬思ったのですが、描かれている花はどう見てもアヤメには見えません。試しにフィンランドのWikipediaでIirisの意味を調べると、1番目に出てくるのは『女性の名』、2番目に『(目の)虹彩』。

Iris(イーリス/英語読みでアイリス)はもともとはギリシャ語の虹、そして虹の女神の名前。アヤメは様々な色の花が咲くので、虹を連想させ、アイリスの名が付いたそうです。目の虹彩もきっとそうですね。日本人と違って西洋人の目の色は様々ですから。

話は戻って、ではフィンランド語でアヤメは何と呼ぶのかと調べるとKurjenmiekat(クルイェンミエカット)のようでした。どうもIiris(イイリス)は花よりも女性の名前を指す方が一般的なようです。それならカップのデザインがアヤメに見えなくて納得。アラビアはデザインに女性の名前を使うことが良くあるので、これもその一つなのでしょう。

フィンランドのIirisの名前は、もちろん花ではなく、オリジナルのギリシャ神話から発生し、11月14日に名前の日が制定されています。名前の日については下記の記事をご覧ください。

金を使ったゴージャスな雰囲気に、あまり食器には使われない色との組み合わせが特別な感じを醸し出しています。こちらのイイリスデミタスカップは1月28日に新着としてアップ予定です。どうぞそれまでお待ちくださいね。

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