フィンランド国立ガラス美術館へ

何度目の訪問になるのか、買い付けのついでにリーヒマキにあるフィンランド国立ガラス美術館へ足をのばしました。目的は、開催中のカイ・フランク展です。展覧会の内容については、スウェーデンと同じく別の回で書きますね。

ちょうどお昼時だったので、初めて併設のレストランでランチを食べることにしました。

北欧によくあるビュッフェ形式です。

なんだか、何もかも芋っぽい。

盛り合わせましたが、やっぱり全体的に芋っぽい。ちなみに黒い飲み物は、フィンランドの自家製ビールです。

スタッフの女の子は、とっても感じが良く、好感度が高かったのですが、味が…味が…。食べるのがつらい。
これは日曜日だからなのか?平日はもっと何とかなっているのかーー!教えてーーー!
気を取り直して館内へ。

実は完成品のガラスだけでなく、製造の機器の展示が見所の一つです。

これはファウナの型。以前はブログにアップしたフローラの型が見当たりませんでした。案外と入れ替えがあるのかしら?

ぐるりと一周したのですが、どうも以前よりも展示が少なく歯ごたえが弱い。確かこんな風にバードやファウナなどを並べたオイヴァ・トイッカのコーナーがあったのに(写真は2014年)。


壁際にはカイ・フランクのカルティオなどが並んでいたのに(写真は2014年)。その展示室が丸ごとありません。

展示室の場所を記憶をたどって探し、閉じられていた扉を開けると、ガラーーーン!

展覧会か何かに貸し出し中かなあ?
個人的には一番楽しみにしていた展示なので残念な気持ちを抱えながら外に出ると、美術館に入るでもなく、ただウロウロしているだけの親子がいました(写真右端)。

ふと周りを見渡すと、いるわ、いるわ、スマホ片手に下を向いてウロウロしている、子供から大人から女性も男性も。

まさかのポケモンスポット?日本ではすっかり見なくなったのですが、フィンランドではまだ人気なの?
そんな1日でしたが、ちゃんと買い付けもしています。

今週アップしたものもありますね。

今まで「素敵だな」と手に取っても悩んで買うのをやめていた、Pentik(ペンティック)の食器を今回初めて買い付けました。

アラビアの陰に隠れて日本ではあまり知られていませんが、ペンティックはフィンランドの人気の家庭用品ブランド。知り合いのフィンランド人は結婚の食器を全てペンティックで揃えたと言い、アラビアじゃないんだと驚きました(若い人はアラビアよりも好むのかな)。

帰国した1か月ほどあとの5月に日本初上陸とのニュースを知りました。こんな偶然があるんですね。サイトへのアップをお楽しみにお待ちください。
フィンランドの話はもうちょっと続く。
ミタ
ところで、こんな面白いものを見つけました。見覚えがある、このイラスト…。

そう、ライヤ・ウオシッキネンのホビーシリーズ!

裏返すと、60年代のロゴが付いています。

アラビアでは今もファクトリーで絵付け体験教室をしています。きっとこれも60年代に観光客が作ったものなのでしょう。アイデアが浮かばなくて、当時販売中のホビーシリーズの絵を真似たんでしょうね。
下手くそすぎてかえって愛らしくなっています(買いませんでしたが!)

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