ハッロングロットルのレシピとクピッターンサヴィの手彩色食器

昨日、久しぶりにスウェーデンのお菓子”ハッロングロットル(Hallongrottor)”を焼きました。ハッロンはラズベリー、グロットルは洞窟の意味で、直訳すればラズベリーの洞窟です。
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レシピはスウェーデンの友人からもらった、この本を参考に、自分で分量と材料をアレンジしたものです(横に私の考えた分量が書きこんであります)。
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初めてこの本のレシピ通りに作った時、日本で良く見るクッキーのような形を想像してオーブンから取り出すと、溶けてペッチャンコになっていて驚きました。本をくれたスウェーデンの友人にその話をすると、スウェーデンでは小さな紙カップに入れて焼くことが多く、専用のカップも売っていると教えてくれました。そう言えばレシピ本の写真も紙カップに入っています。
スウェーデンのレシピは小麦粉だけでしたが、日本でレシピを探すと片栗粉を入れているケースが多く見つかりました。そうすると形が保たれるのかと思いつつ、試行錯誤して、いいところ取りしながらレシピをアレンジしました。次は片栗粉をもっと減らして作ってみようかとも思っていますが、今のところのマイベストレシピです。
<材料 10個分>
バター 100g
粉砂糖 40g
小麦粉 110g
片栗粉 25g
バニラシュガー 小さじ1/2(なくてもOK)
ベイキングパウダー 小さじ1
1、バターと粉砂糖をクリーム状に混ぜ(私はフードプロセッサーを使います)、粉類と合わせる。
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2、ボールの中でコネコネしているうちにまとまるので、台に出し20cmの長さに伸ばす。
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3、2cm刻みに印をつけ、10個にカットする。
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4、丸めて紙カップに入れ、指の第1関節の部分で真ん中に穴を開ける(紙カップのサイズは直径3cm位)(一個の大きさはピンポン玉くらいになります)。
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5、穴にラズベリージャムを入れる(今回はピーチとラズベリーのミックスジャムですので、正確にはハッロンでは無いですね)。
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6、天板に並べ170度に予熱したオーブンで15分(我が家はガスファンオーブンなので、160度くらいに設定しています)。オーブンにより癖があるので、1回目は焼き色が付かないようにチェックしてベスト温度と時間を発見して下さい。
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7、出来上がり。この時点で既に何個も食べているので、10個に足りないですね。夏休みに作ってみては、と勧めようかと思ったのですが、これは寒い季節に作るのが良いかも。あるいは冷房をいっぱい効かせた台所でどうぞ。
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ちなみに食器はフィンランドのKupittaan Savi(クピッターン サヴィ)の50年代の製品。手彩色の大変に美しいものです。来週、ティーカップ&ソーサー、ケーキプレート、ディナープレートをアップ予定です。こちらもよろしくお願いします。
ミタ

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