フィンランドのプレッツェル

北欧の食にお詳しい佐々木さんが、昨日フィンランドのパン『ヴィープリンリンケリ』を手に我が家にいらっしゃいました。形はドイツのプレッツェルにそっくりですが、プレッツェルが塩味の硬めのパンなのに対し、ふんわりとした生地はほんのり甘く、カルダモンのピリッとしたスパイス利いていて、例えれば懐かしのコッペパン北欧風で、パクパクと食べられます(ああ、それにしても、語彙が貧相なのが情けない)。
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フィンランドでは見たことが無く、佐々木さんに聞くと、ロシアにほど近いカレリア地方専門のお店にしかない、クラシックな味だそう。もちろん日本にも無いので、佐々木さんの手作りです。カルダモン以外にはメース(ナツメグの種皮から作るスパイス)も使われていて、甘いだけでなく香りも楽しめます。
ドイツのプレッルェルも大きいのですが、このヴィープリンリンケリもこんなに大きい。
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手の比較では分かりづらいかも知れませんが、パンを置いたArabia Faenzaの大皿が直径30cmと言えば、大きさが想像できるでしょうか?
今日は真ん中のクロスした部分だけ朝食に頂いて満腹に。このパンは数日置いた方が美味しくなるそう。明日、明後日と少しずつ変化する味が楽しみです。
さて、佐々木さんは北欧のお菓子やパン、最近ではレストランについてなど、食についての記事を書かれています。どれも、へー、と感心し、食べてみたい、と思わせる興味深い内容ですので、ぜひこちらもご覧くださいね(下記リンク先)。
スウェーデン&フィンランドのお菓子&パンの旅日記
ミタ
随分前にドイツで食べたプレッツェルの写真も比較でアップしようと思ったのですが、当時はデジカメではなく、フィルム写真。アップが面倒だったので断念しました。

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