フグレンで休憩して、お昼ご飯を食べに2012年にオープンした新しいフードホール「マートハーレン」へ向かいました。のんびり歩いてもフグレンから10分ほどの距離です。
マートハーレンは再開発されたグリューネルロッカ地区にあり、このフードホールも元は1902年に建てられた工場跡だそうです。
通路には改装時の写真がパネル展示されていました。まるでアート写真のようですね。後に展示することを考えて撮影したかのよう。
中で食べるイートインだけでなく、もちろん食料品店も充実しています。
ここは、お肉屋さんです。
セクシーなブタの看板。
こんなブタも。薄い布で作ったブタに何かが詰められています。札にはノルウェー語で「Ringebupølse」と書いてあるのですが、調べてもさっぱり意味が分からず。肉料理に使うスパイスでしょうか。
おいしそうなパン。
魚屋さん。これを書いているのは2月ですが、この日は12月27日なのでクリスマスの装飾が残っています。
日本のお弁当屋さん「Obento Box」発見!
海外で日本食レストランと言うと、大抵は日本人以外のアジア人が作っている”なんちゃって”日本食なのですが、このお店のお弁当はどう見ても日本のそれっぽいなあ、と思っていたらお店の方に日本語で話しかけられました(左端に写っている方)。
なんと、日本人によるお弁当屋さん。どうりで、ちゃんと”お弁当”のはずです。
思い起こせばアイルランド時代、どんなに日本のものが食べたかったか。もし私がオスロに住んでいたら、週に1回は買っちゃうかも。
この「Obento Box」はFacebookもありました。
しかし私はあと数日で日本に帰る身。ここではお弁当ではなく、ノルウェーらしいものを食べたいと、シーフードのお店で席に着きました。
寿司メニュー………?
いやいや、もちろん、ノルウェーらしいメニューもありました。無難なところでフィッシュスープを注文。お魚たっぷりで、凍えた体が温まる美味しいスープでした。
温まったところで再びマイナス10度の世界へ。
このフードホールのあるグリューネルロッカ地区は若者の多いオシャレ地区だそう。ウォールアートがそれらしい雰囲気を出しています。
中でも、この場所はBlå(ブロー/青)と呼ばれ、日曜日にはアーティストが手作り雑貨などを販売するマーケットが開かれるそうです。
ただ、この日は土曜日。しかもクリスマス明けですから、全く人気がありませんでした。
残念ながら、ブローに流れる凍った小川に鴨が漂うのみでした(ミニチュアの家が可愛い)。
続く
ミタ
いつ終わるんだ、オスロ編、と自分でも思っています。
フクヤのオリジナルコーヒー。北欧のシーンに合わせて選ぶ3つのブレンド。