春らしい梅の形の最中を花柄のプレートに。
今年は冬が随分と長かったのですが、ようやく暖かくなってきました。写真のプレートはアラビアの1971年の製品です。特に名称は無いようで、私は便宜的に「ピンクの花輪」と呼んでいます。
また、その隣にあるカップは、持ち手が無いため日本の湯呑みにも見えますが、同じくアラビア製の「Space」です。2001年にアラビアが世界の若手デザイナー5名を起用した「Five Elements(5つの要素)」シリーズのひとつ。この「Space」はアメリカ人Richard Meier(リチャード・マイヤー)がデザインしました。
この「Space(宇宙)」以外には「Air(空気)」「Earth(大地)」「Water(水)」「Fire(火)」がありました。この中では、もしかしたらフィンランド人デザイナー、ハッリ・コスキネンの「Air」が一番有名かも知れませんね。
さて、本日(4月11日)学研より発売の「北欧の雑貨とインテリア」にフクヤで取り扱っているテーブルクロスが掲載されました。
このページに掲載されているクロスは、トップの写真で使っているものと同じです。沢山ある中からスタイリストさんが選んだのは、この季節にふさわしい淡い色合いの花柄でした。
どちらも、元々はもう少し鮮やかな色彩だったのかも知れませんが、洗濯の繰り返しで優しい色調に変化しています。柔らかな色彩は、まだ少し肌寒さの残るこの季節には春の香りを、暑くなってくると涼を運んでくれることでしょう。
ミタ
最近「ゆるかわ写真」という言葉を知り、ゆるかわ風に挑戦してみました。