布フィルター付きコーヒーポット

おはようございます。
デンマークで面白いポットを見つけました。
写真のコーヒーポットは、スウェーデンKockums社のものです。Kockumsについては、以前に別のポットをご紹介したときに書いたので重複しますが、1893年創業、1970年代に廃業したほうろうの家庭用品メーカーです。
以前の記事はこちら→2009年9月17日
そのときの記事でちょっと触れましたが、1930年代にKockums社がヒットさせたのは、クリーム地に緑のラインを施したシリーズです。今回そのシリーズのポットを見つけてきたので、買い付けてきました。
ポットと一緒にあわせたシックなコーヒーカップは、デンマークSoholm社のものです。ケーキプレートとのトリオでサイトでご紹介しています。
このポットは恐らく1940年代から1950年代のものではないかと思います。たっぷりと入る2リットル用で、普段はこのような容量の大きいポットは日本の生活に合わないので、パスするのですが、あまりにもユニークな特徴に惹かれて買い付けてきました。

こちらです。

091027-2.jpg

なんと布のコーヒーフィルター付き。写真の本体とフタの間にもう一段あるのがお分かりでしょうか?ここにコーヒーフィルターが付いていて、取りはずすことが出来ます。
フィルターは、枠にかぶせて、糸でしっかりとくくりつけられています。こういった昔の単純な構造のものは、自分でメンテナンス出来るのが嬉しいところですね。
布フィルターはコーヒーの味を最も良く引き出すそうで、コーヒー好きの方におすすめ。
ところで、入荷したときはこのフィルターはすっかりコーヒー色に染まっていたので、繰り返し手洗いをしてここまできれいにしました。その後、布フィルターの使い方をネットで調べると、洗剤で洗ってはいけなかったそうです。なんでもコーヒーの油分をなじませていなければいけないのだとか。ですので、新しいものを使用する前にはコーヒーかすと一緒に煮沸して下さいということでした。
あらら・・・。
えっと・・・これもご使用前には、コーヒーかすと一緒にぐらぐらゆでて下さいね♪
ところで、買い付けの間、ネットで東京の気温をチェックするとずっと25度前後でした。現地では5度くらいでずっと寒かったので、さぞかし日本は暑かろうと覚悟していたのですが、思ったよりも寒くて肩透かしを食らいました。
その上、昨日は一日雨で、セーター2枚重ねても寒く、ついに暖房をつけたほどです。
そして、温かいお茶を作るのに何度もポットが登場。今日も天気予報では20度を超えるようですが、昨日の雨の影響か肌寒い朝で、朝一番に1リットルのポットに紅茶を作りました。
これから冬に向かって、どんどん寒くなるのでしょうね。温かい飲み物の登場も多くなってくるでしょう。

そこで、来週はポットフェアーを開催します。

0911potfair.jpg

フェア対象のポットをお買い上げの場合は、15000円に満たなくても送料無料!しかも同時に別のものもお買い上げになった場合はそちらも、もちろん送料無料です。
今回のコックムスのポットは間に合えばフェアに入れますが・・・
なんとなく、準備が間に合わない予感・・・。まだフィルタしか洗っていないし。
ミタ
.
ポットフェアのバナーで一番苦労したのは、右下のめくれている風の絵です。なんだか、カッコいいなあと思って、いつかやってみたかったのです。

【この記事をシェア】

布フィルター付きコーヒーポット」への2件のフィードバック

  1. やさしくて暖かみのある素敵な色のポットですね。送料無料企画も素敵です。もちろんバナーも。いろんな処に御苦労が隠れているのね。

  2. >>もももままさま
    洗ったり磨いたりするのは扱っている品物が品物ですから覚悟(?)のうちです♪
    同業の方は皆さんやってらっしゃるハズですしね。
    絵を描くのは好きなので(完成度はともかく)バナーを作りはいい息抜きになって、これも苦労は感じないんですよー。
    上手くいかなくて、産みの苦しみは味わっていますが・・・。

コメントを残す

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る