スウェーデン風パンケーキ

こんにちは。昨日、おやつにスウェーデン風パンケーキを焼きました。写真のプレートはRorstrand Aslog ディナープレートです。

北欧のパンケーキはスウェーデン風と称されることが多いのですが、北欧全般で食べられていて、国による違いはさほどありません。スウェーデン語の「Pannkakor」と、ノルウェー語「Pannekaker」、デンマーク語「Pandekager」、フィンランド語「Räiskäleet」は、ほとんど同じものを指します。
ただ、家庭によってレシピは異なると思いますが、今回は北欧の料理本のいくつかのレシピと、フクヤの料理教室で北欧の人に教わったレシピを参考に作りやすい分量で作りました。
スウェーデン風(北欧風)パンケーキの特徴は、ベーキングパウダーが入らないところです。ですので、所謂アメリカタイプの”ホットケーキ”の様に膨まさせず、薄いことが一番の特徴です。
食べるときは、大抵はこの写真の様に4つに折ったり、中にジャムや砂糖、生クリームを入れてクルクル丸めて食べたりします。フランスのクレープのやや厚いものを想像してくださると良いと思います。食感はふんわり、というよりむしろ、もっちりとします。
また甘みが少ないのも特徴。ベーコンやチーズと合わせて食事として食べることもあります。北欧の家庭では朝も、昼も、夜も、おやつにも登場するパンケーキです。
私の作ったパンケーキのレシピは下記です。なお、北欧のたんぱく質の多い小麦粉に合わせて、中力粉を使いましたが、中力粉が手に入らないなら、もちろん薄力粉でもいいです。


北欧風パンケーキ(4人分)(16枚くらい)
卵 2個
小麦粉(中力粉) 250cc
牛乳 600cc
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ2
卵に牛乳を少し加え溶く。小麦粉を入れて更に混ぜる。残りの牛乳と砂糖と塩を入れる。フライパンにバターを小さじ1溶かし、生地をお玉で流しいれる(引っ付かないようなら、バターは毎回引かなくても良い)。フライパンを回して生地が均等になるようにする。表面がブツブツとしたらひっくり返す。ひっくり返すのは1回だけ。焼きあがったら折るか、巻いて冷めないようにしておく。
*注意
生地がかなりシャブシャブなので、ボウルの底に小麦粉が沈んでしまいます。生地はフライパンに注ぐ前に毎回かき混ぜてくださいね。


またスウェーデンには、このような形をした専用のフライパンplättlaggで焼いた小さなパンケーキもあり、plättarと名前が変わります。大きなパンケーキとレシピも同じ、薄さも同じなのですが、pannkakorのように折ったり丸めたりせずに、積み上げてデコレーションされているのを良く見ますね。

この専用のパンケーキパンは日本でも専門店、あるいはネットで5000円程度で手に入ります。また、日本製でしたら、2000円台でもあるようです。写真をクリックするとAmazonのサイトに飛びますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
積み上げたPannkakorといえば、スウェーデンでとても人気のある童話があります。
変わり者の一人暮らしの農夫、Pettson(ペットソン)と2本足で歩く猫Findus(フィンダス)の生活を描いた物語、「Pettson och Findus(ペットソンとフィンダス)」のシリーズ最初のお話はペットソンがフィンダスのためにパンケーキを積み上げたバースデーケーキ、Pannkakstårta(パンカクストルタ)を作るというもの。

ペットソン&フィンダスシリーズは(北欧の童話にしばしば見られるように)子どもの自立が目的とされていて、子どもが自ら作れるようにと、パンケーキのレシピが詳しく説明されています(イラストからパンケーキの薄さが分りますね)。
本の表紙画像をクリックしたリンク先のAmazonのサイトでは数ページ中身が紹介されていて、その中にペットソンとフィンダスが作ったパンケーキレシピも含まれています。私のレシピと違うので、比較してみるのも面白いかも。
このパンケーキで作ったバースデーケーキ(Pannkakstårta/パンカクストルタ)は、どうもスウェーデンの人たちにとっては日本人の「ぐりとぐらのカステラ」のように”誰もの憧れのお菓子”らしく、とあるスウェーデンのレシピサイトには『パンカクストルタは”ペットソンとフィンダス”によって不滅の存在になった』とまで表現されていました。
北欧の”お袋の味(?)”パンケーキ、アメリカのホットケーキを想像するとその違いに驚くかもしれません。驚きたい方は、どうぞお試しあれ。
ミタ
フィンランドにはこの生地を天板に流し、オーブンで一気に焼き上げるPannukakkuというお菓子もあります。味はあまり変わりませんが、ずっと手軽です。
それはともかく、お手伝いしている猫のFindusがかわいい。

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スウェーデン風パンケーキ」への2件のフィードバック

  1. Pettsonのお手伝い猫は、Fukuyaのお手伝い猫、モトイ、猫営業部長によく似ているではありませんか!

  2. >>もももままさま
    そうなんですよ!童話は未読なのですが、イラストを見ていると、猫営業部長を連想してニヤニヤしちゃうんです♪

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