Fukuyaのお店が出来ました

こんにちは。
昨日、一昨日で無事第3回「Fukuya Welcome Day」が終了しました。
遠い中来てくださった皆様に感謝の気持ちが絶えません。本当にどうもありがとうございました。
さて、Welcome Dayの前日にチラリと書きましたが、1階にお店を作りました。
お店と言っても毎日開店しているわけではなく、月に2日だけオープンという、どちらかと言うとショールームのような存在です。
とはいえ、せっかくなので、ちゃんと作りました。
以前は住宅街の普通の古い酒屋だった場所が・・・（チャンチャランチャンチャ～ン♪）

匠の手でこんなにおしゃれなショップに～。
自動扉をはずして木の扉に付け替え、シャッター袋を木で覆って庇に変えました～。

自動販売機ですっかり隠れていた窓はディスプレイウィンドウに～。

店を覆っていた自動販売機を撤去すると、昼間でも電気を点けなければいけないほど暗かった店内が明るく～。

低かった天井は天井板をはずし、スケルトンにして高くしました～。

赤いテーブルでアクセントをつけて、奥の壁にはスウェーデンBORASTAPETER社製のアンティーク風壁紙を～。

暗くなるとルイスポールセンのランプが～。

・・・・と言った感じです。
最初にボロスタペター社の廃番（多分・・・）の壁紙を有るだけ手に入れ、この壁紙を生かす方向で内装を考えました。

壁の色も、床の色も「この色とこの色の中間」「もっと彩度を下げた色に」「それでは赤みが強すぎますね・・・」と、いくつも、いくつもサンプルを作ってもらいながら決めました。これが無かったら数日早く工事が終わっていたようで、大変申し訳なかったのですが、どうしても妥協が出来なかったのです。

ペイント見本の下にある四角い箱は、ウィンドウの枠の大きさのサンプルです。これも3種類作っていただいて実際に中に商品を入れながらサイズを決めました。

サンプルを作る前はこうやって壁に直接実物大の絵を描きながら検討しました。

ウィンドウ枠だけでなく、棚の位置や高さも実際に現場で床や壁に線を引きながら、考えました。
「あと15cm壁をセットバックしてください」
「一番下の棚の高さは800、一番上を1700にすれば女性でも手が届くはずです」
デザイン面から話をする私と、実用面から話をする大工さんと意見がぶつかったときに、話し合って、もっといい方法を見つける作業は結構エキサイティングでした。経験豊富な大工さんから出るアイデアには目からウロコが落ちる思いも沢山味わいました。
おかげさまで、ご来店のお客様から「お店もFukuyaらしくて素敵だった」とメールをいただいて、ホッとしました。
基本的には最初に書いたとおり、第3週末が営業日ですが、リクエストいただければその日以外でも開店いたします。お近くにお住まいで、直接ご注文のお品を受け取りたい、という時もどうぞご遠慮なく声をかけてください。
きっと、そのうちもっと詳しいご案内をサイトに作りますが、いまは、ちょっと無理・・・かなあ。
でも、きっと来年には何とかしますね！

ミタ

壁を塗り終わったとき、大工さんが「保育園みたいですね」と感想をもらしていました。