フクヤオリジナル、ブレンドコーヒーのモニター募集!

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今日、10月1日は「コーヒーの日」らしいです。
なんでも、南米でコーヒー豆の収穫が終わるのが9月。そしてコーヒーの新豆が出てくるのが10月なので、10月がコーヒーにとって新年、ということから制定されたそう。
そして、3日後の10月4日はスウェーデンでは「シナモンロールの日(Kanelbullens dag)」。
1999年にホームベーキング協会が定めたものとか。
スウェーデンだけでなく、北欧では広くシナモンロールが食べられています。最近では映画「かもめ食堂」でフィンランドのシナモンロールがすっかり有名になりましたね。
数年前にアメリカ風のシナモンロール”シナボン”がブームとなりましたが、北欧のシナモンロールは少し味が違います。まず、上にアイシングがかかっていないので、あの強烈な甘さがありません(じつは甘すぎるのは、ちょっと苦手です)。
なによりも大きな特徴は粗引きのカルダモンが生地に入っていることです。粗引きのカルダモンは日本では手に入らないので、最初粉末で代用しましたが、香りが全然違うのです。それで、次にフィンランドに行ったときに多めに買って来ました(あとで調べると、粒のカルダモンを包丁で刻んでも良いようです)。
カルダモンの効いたシナモンロールはコーヒーととてもよく合います。あまりコーヒーを飲まない私ですが、北欧に行ったときは別。北欧はコーヒーが美味しく、北欧の人もコーヒーが大好きです。北欧一人当たりのコーヒー消費量も世界でトップクラスで、多くのバリスタチャンピオンを生んでいるとか。
さて、そんな北欧のコーヒーを日本でも味わいたくて、友人の焙煎コーヒーのお店「珈琲香坊」のマスター長谷川さんと一緒にオリジナルコーヒーを作りました!
構想1年。その間フィンランド料理教室のアヌさん(現在はドイツ在住)とそのお友達に試作を試飲してもらったり、北欧に行ったときに長谷川さんに豆を持ち帰り飲んでいただいたり、現地の人にお勧めのブレンドを尋ねたり・・・。
色々と試しているうちに、漠然と”北欧”ではなく、なにか明確なコンセプトがあったほうがいいと気が付きました。そのとき頭に思い浮かんだのが、寒い外から暖房の効いたカフェに入り、冷えた手をコーヒーのカップで温め、シナモンロールを食べながら飲んだあの味。
北欧のコーヒーは、シナモンロールに一番合うんだ!

そして”北欧のシナモンロールが美味しくなるブレンド”を目標に、長谷川さんのためにせっせとシナモンロールを焼き、10個くらい食べてもらい、ついに先月これだ、というブレンドが完成しました!
ブレンドをした長谷川さんによる味と香りの解説は以下のとおりです。
「シナモンロールとの相性を考えて、苦味を抑え、香りと後味の良さにこだわってブレンドしました。
香りが華やかで、味わいはジューシーです。口に含んだ瞬間は、爽やかでフルーティーなオレンジを思わせる柑橘系の酸味がし、やがて口の中で味が広がり、透明感のある甘みに変わります。のど越しが良く、後味はすっきりとします。」

完成を記念して、発売前に30名さまの試飲モニターを募集します!
モニターに選出された方には4杯分の豆(粉ではありません)をお送りしますので、後日簡単なアンケートにお答えください。

真面目に時間をかけて作りました。コーヒー好きな方、シナモンロール好きな方、甘いお菓子が好きな方、ご応募お待ちしています!
ミタ

シナモンロールのレシピもリンク先にあります。

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