カーブートに行ってきました

こんにちは。
すっかりご報告が遅れたのですが、イギリスに入ってからショッピングサイトを再開しました。日本を出る前と全く変化はしていないのですが、良ければ覗いてみてくださいね。
Fukuyaショッピングサイト
さて、昨日の土曜日は、ちょっと街に出て、以前から気になっていた北欧系のアンティークショップに行ってきました。あまり期待はしていなかったのですが、Jieのジャー、キャサリンホルム、アラビアのジャムジャーなど、いくつかいい物を見つけることが出来ました。
そして、今日の日曜日は近所のカーブート(蚤の市)へ。ブート(boot)とはイギリス英語で車のトランクのことです。

写真のように、車のトランク(ブート)を開けて、お店代わりにするのが、その名称の由来。”カーブートセール”や、複数形で”カーブーツ”と呼ぶ場合もありますね。
ここは一般の方ばかりのカーブートなので、古着や家の中の不用品がほとんどだったのですが、その中から、ホンジーのピッチャーとデンビーのポットを発見。収穫は少なかったのですが、お店の人とやり取りしながら、青空の下でのんびりとお店を見て周るのはとても気持ちが良かったです。
家に帰る前にスーパーマーケットで買い物。

ほんの少し、北欧つながりのものを見つけたので、撮影してきました。
右側にある丸い根野菜は”スウェード(Swede)”といい、蕪の一種です。名前の由来は「スウェーデンから来たから」なのだそう。

大変に硬い蕪で、包丁で切るにはかなりの力が必要です。甘みがあり、イギリスでは茹でてマッシュにするそうなのですが、アイルランドに住んでいるときに和風の煮物にしてみたことがあります。
これが、醤油とは全然味が合わず、はっきり言って大失敗。正しく(というのかな?)調理すればきっと美味しいと思うのですが、それ以来、怖くて手を出したことはありません。
こちらは、イギリス人の主食、ジャガイモです。

イギリスでは日本のお米のような感覚でジャガイモを食べるので、種類も多く、大きなスペースがジャガイモに割り当てられています。
このコーナー、表も裏も横も、全部ジャガイモ。
また、日本に比べるとリーズナブルな価格で提供されています。
この大特価の大袋は、12.5キロ入りで3.5ポンド(現在のレートで約500円)。ちょっと高めのジャガイモでも、1キロ120円くらいです。

さて、最初に書いたとおり今日は日曜日。
これから姉がイギリスの伝統に基づいて、ローストを作ってくれるそうです。ローストとはオーブンで焼いた塊肉(牛、豚、鶏、羊など)にグレービーソースを添えたもので、一般的には茹でた、または焼いた野菜と一緒に出されます。
これを”サンデーロースト”といい、かつては貴族が日曜日に牛を一頭屠ってローストビーフを作ったことに由来するそう。
ちなみにこれがイギリスの食事をまずくした理由のひとつだそうで、日曜日以降の日は残り肉を再加工したもので済ませるため、あらかじめ味をつけない習慣が付いてしまったのだとか。
ただ、姉の話によると最近イギリスで話題なのが”Umami”なのだとか。これは日本語の”うま味”がそのまま英語になったもので、日本で発見された世界に誇る第5の味がイギリスでも浸透しつつあるようです。
イギリスでも美味しい料理を出すレストランが増えつつありますが、うま味が一般の人に認知されていくことで、普通の家庭でも美味しいものが食べられる日も近いかもしれませんね。
ミタ
お菓子は美味しいです。

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