「北欧を知ろう」講座のこと

おはようございます。
以前ちらりとお話をした、目黒区の社会教育講座「北欧を知ろう」の詳細が決まりつつあります。
まず、タイトルは「北欧を知ろう あたたかく生きる知恵と暮らし」に決定しました。
講座内容、講師の候補を挙げるまでを行ったら、準備委員が顔をあわせての打ち合わせ終わり。その後の打ち合わせは、職員の方とのメールのでやり取りで進めていきました。
私は2週間買い付けで留守にしていたのですが、その間もメールで何度か連絡があり、担当の方がとても努力してくださっているのが分かり、嬉しく思ったり、心配したり・・・。
まだ未定の部分があるのですが、今日までに決定しているところをご報告しますね。なお、講義内容などの詳細は変更することがあります。
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【講座内容】
第1回・第2回(1月23日・30日):「北欧の歴史を知る」
<講師>池上佳助氏/東海大学文学部北欧学科准教授
第3回(2月6日):「ノルウェーの教育と背景」
<講師>青木順子氏/ノルウェー夢ネット代表
第4回(2月13日):「スウェーデンの福祉政策」
<講師>未定
第5回(2月20日):「フィンランドデザイン今昔」
<講師>梅田弘樹氏/東北工業大学工学部准教授
第6回(2月27日):「デンマーク流生活の楽しみ方」
<講師>キム・ペーダセン氏/デンマーク農業理事会
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基本知識として、北欧の歴史から始まり、社会制度から、最後は生活ぶりまでと、早足ですが幅広いテーマで色々な視点から北欧を眺める内容としました。
第1回、第2回の池上氏は「北欧の風土や人々の考え方も含めて」お話してくださるということで、じっくりと2回に分けた講義にしていただく事にしました。ここで、まず文化について知ることで、この後の講座の理解が深まると思います。
第3回の青木氏は、実は私の希望でご依頼しました。青木氏が以前ノルウェーの社会科の教科書を使い、その中でいかに個性を伸ばす教育をしているのか、という講座をされていたと聞き、これは是非聞いてみたいと思ったからです。
「あなたはユニークです。他の誰もあなたと似ていないことを意味します。」と始まるその教科書。横並びをの子供を作る日本の教育と随分違うと思いませんか?
→ノルウェー夢ネット
第4回の講師は未定ですが、この講座について知った、東京工業大学社会理工学研究科の職員の方が自ら協力を申し出ていただき、講師の紹介もしていただけるということです。
東京工業大学については知らなかったのですが、なんでも現在北欧のデザインや生活について取り組んでいるそうで、来月にはキャンパスで「フィンランドウィーク」なるものも行うとか。
→フィンランドウィーク案内
第5回の梅田氏は、カフェmoiのカップ&ソーサー「Eclipse」のデザイナーとしてフクヤでも何度かご紹介しましたが、今回フィンランドデザインについて講義していただくことになりました。
留学、そしてフィンランドでデザイナーとして活躍された経験をもとに生のお話をしていただけると思います。梅田さんは仙台在住。今回の講座は交通費も出ず、謝礼も僅かなのですが・・・とお話しすると「往復で消えちゃいますねー。でも、いいですよー。」と、友人価格で(家人の中高の同窓生です)快く引き受けていただきました。ありがたいです。
第6回のペーダセン氏は、デンマーク農業理事会にお勤めのデンマークの方。日本語が堪能で、もちろんデンマークの食や文化にお詳しい方です。ちょうどその前に帰国するので、デンマークからお菓子や食品、お酒を持ち帰って下るそうです。もちろん試食あり!
デンマークのパンといえば、デニッシュ!こちらはもしかしたらデンマークパンの「アンデルセン」さまに協力いただけるかも知れません。
そして、豚の皮の揚げ菓子や、ラクリスなど・・・
そう、あの黒いお菓子ラクリス。私は食べたことがないのですが、かなり個性的な味で、「まずい」という人もいる、あのラクリスです。
実は先週、お買い上げプレゼントにしたところ、ご希望なさったお客様から感想が送られて来ました。
「ハッキリ言って
不味くはありません。どちらかというと私の好みです。
もっとはっきり言いましょう。好きです。
愛好者の列に並びたい。
~中略~
味は、ギリシャのお酒ウーゾ、トルコのお酒ラッキ(ラク)、アラブのお酒アラックの系統で、アニス、ウイキョウの香りとチリペッパーのピリ辛がうまく溶け合っています。」
とのことで、結構いけるかもしれません。
ちなみに家人に食べてもらうと
「まずくはない。でも、すすんで食べたくない」
らしいです。
こちらの講座は原則的には目黒区在住・在勤・在学の方に限るのですが、定員に満たない場合はそれに限らないとの事です。
受講生の募集は12月に入ってから。お申し込みが定員を上回るときは抽選です。目黒区に関係のある方は是非、また関係のない方は万が一のチャンスを狙ってご応募いただければ嬉しいです。
ミタ
追記:受講料は無料です。ただし、一部の講座だけを受講することはできません。また、最終回は食品の実費(800円程度)をご負担いただくかもしれません(未定です)。
小さな集まりで、しかも薄謝にもかかわらず、これだけの講師を集めることが出来たのは、「お役所」という、信用ある組織だったからかも、とあらためて感心しました。変な話ですが。
..
ええと、実はこの講座のチラシ&ポスターを私が制作することになりました。今しゃかりきに作っています。

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「北欧を知ろう」講座のこと」への3件のフィードバック

  1. 【ちらり】と出た北欧講座のお話ですね(^皿^)
    順調に進んでいるようでなによりです。
    チラシ&ポスターは完成したら勿論!?フクヤ通信でお披露目してくれますよね?(*^。^*)
    え~っと・・・ところで今更の今更ですが、フクヤという店名の由来は何ですか?

  2. 怪しい謎のお菓子のプレゼントをゲットしたチャレンジャーもももままです。
    ラクリス(ラクロスとかクラリスって書きそう)・・・正確に言うと、
    まずくはない。そしておいしくもない。
    でも個人的思い出とミックスされて・・・私は好き。ちょこっとずつ齧ってます。
    ラクリス愛好会に入ってもいいかなぁと思案中。

  3. >>★ツカッチ★さま
    チラシ作りのほうが楽しくて、仕事そっちのけ・・。まずいですね。出来上がったら・・・そうですね・・・。
    フクヤですが、家人の実家(2世帯なので、ここですね)は富久屋酒店といいまして、おじいさんの名前「ふくたろう」からきています。それを、そのまま使っているというわけです。すみません、何も考えていなくて・・・。
    >>もももまま
    気に入っていただけて(味が、という意味ではないようですが・・・)安心致しました。
    意外と大きいので、全部食べ終わるまでゆっくり思い出に浸っていただけると思います。食べ終わる頃には、別の世界が広がっているかも知れませんね~。

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