和風もいける


冬の天気予報には「全国鍋物指数」というものがあるそうです。こちらのサイトを見てみると、一番寒い指数100のときはすき焼きがお勧めとの事。雪の降った寒い、寒い昨日は、さぞかしすき焼き日和だったことでしょうね。
ところで家人の誕生日があった先月、私の母から誕生日プレゼントとしてすき焼き用のお肉(なんて実用的!)をもらったので、早速ありがたく頂きました。
こちらに来るまで知らなかったのですが、関東と関西ではすき焼きの調理方法が違うのですね。私の出身の関西ではお肉を焼きながら上に醤油と砂糖、お酒をかけて調理するのに対して、関東ではすき焼きを「割り下」というたれで煮ながら食べます。
家人は東京の人ですが、中学生のときの関西旅行がきっかけで今では関西風の方が好きというので、我が家では「すき焼き闘争勃発!」ということになりません。
ただ、「関西風のほうが美味しいんだけど、面倒なんだよね」という家人のために、醤油とみりん、砂糖を合わせ、煮切って割り下も用意しました。
適当な器が無かったので、出来た割り下は大き目のクリーマーにいれて出したのですが、こんなソースボードがあればもっと雰囲気が出たかもしれません。
こちらは、スウェーデンRorstrandの名前の無いシリーズです。モチーフには果物や植物を思わせる楕円形の形に、手彩色でシックな色合いが淡く彩られ、不思議と和にも洋にも使える雰囲気です。
同じデザインのデザートプレートは、フラットではなく縁から中心に向かってなだらかにカーブをしている形で、これも取り皿にちょうど良いかも知れません。逆に言うと、スープボウルとしては浅すぎるし、デザートプレートとしてはカーブしている形ではなんだか使いにくそう。
シチューのようなものを盛るために使ったのかもしれませんが、むしろナイフとフォークというよりも、お箸で食べる日本食に向いた形のような気がします。おでんの取り皿に使うといい感じかも。
用途に合わせて沢山の食器を揃えるのも憧れてしまいますが、なかなかスペースに余裕が無い場合は、こんな風に使用範囲の広い食器を持っていると便利ですよね。
特に和にも洋にも合わせられるデザインは、使い勝手がいいので結構お勧めですよ。
ミタ

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