おはようございます。
お盆休みですね。一昨日自由が丘に行ったら、土曜日というのにガラガラでした。今一番空いている街は東京かもしれません。
では、連休中定番(?)のゆるーいお話をひとつ。
冒頭にある写真は、フィンランドのテキスタイルメーカーFinlaysonの鍋つかみです。第一印象は「おしゃれな配色」ではないでしょうか?
では、何故おしゃれと感じるのか。理由は簡単。馴染みのない色の組み合わせ(配色)だからなのです。
人はなじみのある配色だと心地よさを、馴染みのない配色では違和感を感じます。ところがその違和感をうまく使えば、かえって「おしゃれ」な印象を受けるのですね。
では、個人的な体験を除くと、全ての人にとって”なじみのある配色”とは何かというと、生まれたときから目にしている、自然界の色になります。
世界中どこに住んでいても自然の色には一定のルールが有ります。
それは、光が当たって明るい部分は黄色っぽく見え、影の部分は青っぽく見える、という実に単純なもの。
一本の木を見てください。光の当たっている葉は黄緑に、影の部分の葉は青緑に見えますよね。赤い花なら光の当たっている部分は橙っぽく、影の部分は赤紫っぽく見えるはずです。
それでは、Figgjoさんに協力していただいて、実験してみましょう。
FiggjoのチーズボードSagaシリーズです。
こちらの男性の服装、シャツはクリームイエロー、パンツは紺色です。つまり、自然界と同じ配色。
なんかいい人っぽかったんだけど・・・服?何着てたかなあ?あんまり印象に残っていないわ。
と言われてしまうタイプです。(想像)
変わってこちらの服装は、シャツが明るめのブルー、パンツはカーキです。黄色が暗く、青が明るいという自然界とは逆の配色。
あの人センス良くない?業界?えーやっぱりねえ。
というタイプに見えますね。(強引)
そして、もちろん実物のチーズボードの配色はこちらの「おしゃれさん」の方。一枚目はパソコンで色を変えて作った、偽者です。
さて、ここまで読んだら、冒頭の鍋つかみが何故おしゃれに見えるのか、もう分かりましたね。そう、自然界と反対の黄色が暗く、青が明るい配色だからです。
こちらの鍋つかみ、赤と水色の配色もあります。こちらも、同じく自然界と反対の配色で、上級おしゃれさん。
キッチンのおしゃれ度アップにお勧めです。
ミタ
スウェーデンのビンテージクロスもおしゃれです。これから60枚くらい入荷します。あ、でも今月いっぱい旅に出るので、アップは9月・・・。ごめんなさい。