こんにちは。今か今かと待っていたフィンランドからの残りの4箱が昨日届きました。
時として、税関に一ヶ月くらい足止めされることもあるので、ひやひやしていましたが、これで一安心です。
とりあえず、昨夜軽めの2箱を開梱しました。
この通り、今回はポットが4つ入荷。左からValencia(バレンシア)ティーポット、Kartano(カルタノ)コーヒーポット、Kaarnaティーポットの小と大です。
アラビアのポット、大きいだけでなく厚みもあるので、お茶が冷めにくいですよ。
お勧めです。
さて、タイトルの”The Teapot Opera”とはこの、写真集のタイトルです。
フォトグラファーのArthur Tressが1960年代に、仕事でスウェーデンのストックホルムに滞在中、何気なく覗いたアンティークショップで、クリスマスツリー飾りの紙人形を見つけたことがきっかけで、作られた絵本です。
「薄暗い冬のある日、ストックホルムの旧市街(ガムラスタン)にある細い中世の道をぶらぶらしていたら、年老いたイギリス人が営む骨董店に出くわした。彼はどういうわけか、スカンジナビアに住み着いているのだ」
この本、不思議な魅力があります。
学生時代に購入して、いったん手放したのですが、10年以上たってから本屋で偶然目にしてまた買ってしまった。私にとっても奇妙な縁のある本です。
彼がアンティークの紙人形に魅せられたように、骨董店の店主が北欧の地に住み着いてしまったように、私もこの本に捕らえられたのかも知れません。
ミタ