10月の買い付けの際に、写真のGusutavsbergのBersaシリーズをいくつか入手してきました。
カップとプレートはすでに復刻されているので、復刻されたものとデザイン違いのティーカップ一客以外は、全てボウルで揃えました。
このBersaとは、「葉」という意味と紹介されている場合もありますが、以前フクヤ通信でも書いたとおり、「あずまや」という意味の方が原語に近いと思います。
でも「あずまや」のようなしっかりしたものでなくても、お庭にテーブルや椅子を並べたちょっとしたお茶を飲むスペースも含めてBersaと呼ぶようですよ。
話は違いますが、地域によって国旗で使われる色に特徴があると聞いたことが有ります。
どの国でも良く使われている「赤」を除けば、アフリカでは「黒」。これは肌の色に対する誇りを表しています。砂漠の国、中東では森林に対する強い憧れから「緑」が良く使われるそう。
さて、スウェーデンは自然の豊かな国ですが、一方一年のほとんどは寒く、特に冬は日が短く暗い上に雪に覆われるため、スウェーデン人の緑に対する憧れは強いようです。
リンドベリのデザインしたこのBersaシリーズは、彼自身が「生涯の傑作」と呼んでいるくらい、スウェーデンでは大変人気がありました。これはやはり、木陰の下でお茶を楽しめる季節が限られている、北欧人の緑に対する強い憧憬心を大変くすぐった結果なのではないかと思います。
今日、東京は雨で暗く肌寒い日となりました。そろそろ”みかんにこたつ”が恋しくなる時期ですね。
以前は夏にこそふさわしいと思っていたBersaシリーズですが、北欧に何度も足を運び寒さや暗い朝も知った今は、この寒い季節だからこそ使ってみたいと思うようになりました。
来年のお正月は”Bersaにみかん”でいかがでしょうか。
ミタ
なぜマウスを使う右手の方が冷たくなるのでしょう。むしろ動かしていると思うのに。
私もBersaがとても好きです(=^^=)
はっきりしているのに、何だか落ち着きます。
“Bersaにみかん” にズキュンときましたので(笑)お伝えしたくて。
それ、いいです! 絶対やります!!(^.^)
>>とろるんさん
Bersaにみかん、合いますよー。
はっきりとしているのに下品にならないあの絶妙な緑がいいですよねー^^