少し間が空きましたが、買い付けレポートの続きです。
この写真は昨年訪れたワッフルの美味しかったスウェーデンのカフェMalvagårdenです。フクヤの本「北欧 食べる、つくる、かわいいと暮らす」でも紹介しています。
1年ぶりに再会したカフェのロッタさんに大歓迎されました。普段はお送りした本を入り口に置いているのですが、訪問した日はたまたま娘さんが持って出てしまってないと謝罪されましたが、娘さんにも喜んで頂けたなんて本望です。
今回はオープンサンドにスウェーデン伝統のニシン酢漬けと茹でジャガイモの組み合わせを選択。
そして、もちろん絶品のワッフルも。
今回もサクサクフワフワで本当に美味しかったです(半分になってますが)。
もちろん、スウェーデンの買い付けも順調に進めました。今回スウェーデンでは14カ所周りました。買い付け品の一部をご紹介します。
アンティークマーケットでは会場の数時間前から並び、彼女の姿を列に発見すると「今日はもういいものは残っていない」と思わせるという伝説(?)の女主人の店でかわいいアイテムを沢山発見。嬉しいことに今回はノルウェーのフィッギョに良いものが沢山ありました(写真は梱包の時に撮ったものなので、他の場所で買い付けた物も写っています)。
そして、その数日後にも別の場所で、スウェーデンのロールストランドだけでなく、フィンランドのアラビアやノルウェーのフィッギョも色々混ぜて買い付け。
エステリ・トムラが50年代にデザインした愛らしい花柄Fennicaの小皿と73年のアラビア100周年に作ったAurinkoもありました。
面白かったので、ノルウェー(フィッギョだったか、スタヴァンゲルフリントだったか)のニッセ(クリスマスの妖精)のシリーズも少しだけ(手前)。
ゲフレのヒヤシントも久しぶりに再入荷です。
上の写真の中央にちらりと写っているのはこちら。アラビアの鳩笛です。とても小さなもので、デザインは動物のフィギュアを多く作った、Anja Juurikkala(アンヤ・ユーリッカラ)。アンヤは1940年代の終わりから1960年までアラビアに所属していたので、50年代にデザインされたものでしょう。
北方民族サーミをテーマにした飾り皿をフィンランドのアラビア(左)とデンマークのビングオーグレンダールから。
手彩色の物を集めて並べて。いまでは作られていない手彩色はビンテージの魅力のひとつですね。
こちらはデンマークのデザイナーBjørn Wiinblad (ビヨン・ヴィンブラッド)の作品。
何か良く分からないのですが、帽子をかぶれば花瓶、取ればクリーマー、というアイデア製品でしょうか。
裏にはBとWを組み合わせたサインと69の文字。1969年製ということですね。鼻の先が少し削れているのが残念ですが、珍しさだけでなく、抗しがたい魅力があったので買い付けました。
と、ざーと買い付けたものからピックアップしたお品を駆け足でご紹介しました。これらはまだ着いていません。無事届きますように。
ミタ