スウェーデンで牛と目が合う

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スウェーデンで見た、発電用風車の周りを飛び交うこの鳥たちは渡り鳥なのか、定住の鳥なのか。いずれにしても、この日、更に高く空を見上げると何百羽という渡り鳥がいくつも、いくつも三角形の編隊を作り南へと向かっていました。
それ程沢山の渡り鳥を一度に見たのは初めてで、北欧に冬が迫っている実感が湧いてきました。そういえば昔フィンランド人がメールで「渡り鳥は去って、僕は残され、冬が来る」と書いていて、男性のくせになんてメランコリックなと可笑しくなったのですが、これだけ多くの鳥が次々に空を横切るのを目の辺りにすると、確かに取り残されたような思いに襲われます。

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さて、この日はスウェーデンの友人にディーラーさんのところまで、車で案内してもらいました。
森の中にあるおうちです。

家の周りはこんな光景。

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私を認めて小走りで寄ってくる牛(何故?)。

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かわいい。
なんでじっと見られているか分らないですが。

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このディーラーさんの倉庫から沢山選ばさせていただきました。自分の記録用の写真しかないので、分りづらいですが、一部をご紹介するとこんな感じです。

ご夫婦でやられているのですが、それぞれが自分の商品を持っているので、会計は別。奥さまの商品にはピンク、ご主人の商品には黄色のポストイットを、後で分りやすいようにこちらで付けました(ポストイットはなにかと便利なので買付けに持参しています)。

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途中でちょっと休憩。お庭の見えるサンルームで、奥さま手作りのオープンサンドとアップルケーキを頂きました。

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リンゴのしっかりとした酸味とシナモンの香り。外側の生地のサクサクした部分と内側のフンワリした部分のバランスが絶妙。

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それに、見た目もバラの花のようで、美しいです。
聞くと、お子さんが小学校の家庭科で教わったケーキを、簡単で美味しいのでずっと作り続けているそう。レシピを伺ったのですが、本当に子どもでも出来るくらいシンプルでした。

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ただ、だからこそ、この美味しさ、美しさはディーラーさんの腕なのでしょう。リンゴの切り具合、並べ方、生地を合わせるさじ加減、焼き加減。とても再現できそうに無いですが、頂いたレシピで挑戦してみます。

ところで、このあたりは街灯もなく山道で、雪が降ると大変かと思いきや、市の除雪を待たずに除雪車を持つ個人が除雪してしまうので、大きな道路よりもむしろ早く使えるようになるとか。

なんて話を友人とディーラーさんがスウェーデン語で話していて、時々通訳してくれるものの、話が見えず、適当に「日本には台風(タイフーン)があるんだけど、スウェーデンにあるの?」と茶々をいれて楽しんでいました。
「たまに嵐(ストーム)はあるわね」と答えてくれた、その数日後、まさか本当に11年ぶりの大嵐がこの地方を襲い、死者が出るまでの大きな被害をもたらすとは思いもしませんでした。
その話はもっと後に。

ミタ

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スウェーデンで牛と目が合う」への4件のフィードバック

  1. こんにちはー今日ふたつめの書き込みでーす。
    このアップルケーキ、ほんとうにおいしそう~
    お時間があるときに、是非レシピを教えてください。
    よろしくお願いします(^^)

  2. >>dharmacciさま
    はい、リンゴの美味しい季節ですし、レシピの前に作ってみようと思っています。
    というのも、頂いたレシピが謎で、生地をリンゴの後から入れるのか、先に入れるのか分らないのです。スウェーデン語を訳してくれた友人は、後から入れるんじゃないかな、と言っていますので、まずはその方法でやってみます!

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