夏の買付けブログをやっと書き終えたところですが、実は9月の終わりにちょこっと秋のフィンランドに買い付けに行っていました。というのも、夏の買い付けがスウェーデンのみだったので、フィンランドの製品を買い足す必要があったからです。
そんなわけで9月末からフィンランドに、買付けのためだけに行ってきました。短い期間でしたが、いつものディーラーさんの他に、定宿のオーナーさんが紹介してくれたショップさんに連絡を取るとアンティークフェアーに出店するということなので、短くても効率良く買い付け出来る予定です。
出発はいつものSAS(スカンジナビアンエアライン)で、いつもの31番ゲートです。SASは日本便に力を入れているフィンエアーが日本人の利用者が多いのに比べると北欧人の利用が多く、ゲートは帰国の北欧人で賑わいます。
コペンハーゲンに到着して、ヘルシンキ行きの搭乗ゲートに向かう途中に郵便ポストがあります。そういえば昔は海外の旅行先から毎日のように祖母宛に絵葉書を出していましたが、祖母が亡くなってからは、そんな気持ちも一緒に無くしていたのをふと思い出します。手書きの手紙が珍しくなった今は、誰が誰に宛ててどんな思いでここから手紙を出すのでしょう。
フィンランド行きの搭乗ゲート近くのホットドッグスタンド。デンマーククローネの小銭が余った時や時間がある時に数回利用したことがあります。
あらためてショップの名前を見ると、Langelænder。夏に滞在した友人の別荘がある島、Langeland(ランゲランド)に名前が似ているなと気になって、調べたところランゲランドに所縁のあるメーカーのようでした(Google翻訳が今一つ曖昧ではっきりとは分かりませんでした)。ランゲランドの伝統的な手法で作ったソーセージだそう。ただし、今はノルウェーの会社が所有しているとか。
コペンハーゲンで乗り継ぎをして、ヘルシンキ空港に到着。
いつもの森の宿にチェックイン。ふと、窓の外を見ると、すっかり秋模様のヘルシンキ郊外です。
宿猫のスムと、スムの娘のトフィーとも再会。人懐こい(主に食べ物のおすそ分けが目的)スムと違い、娘のトフィーはちょっと引っ込み思案。たとえ娘でも食べ物のためには怒って追い払ってしまうような、性格のきついスムがいると近寄ってくれないのですが、スムがいないときはこうやってこっそり姿を見せてくれます。
最初に会った数年前はトフィーも人懐こかったのですが、いつの間にか姿を見せてくれなくなったのは、母猫の容赦ない仕打ちが原因ではと推測しています。
いよいよ、翌日から買い付けスタートです。続く。
ミタ